私が我慢するしか無いんだと決めた日
幼馴染は4兄妹の末っ子。
3人の兄とようやく生まれた待望の女の子。
私は、両親が高校時代に
出来て”しまった”子。
私がいなければ両親は多分結婚
しなかったんだろう。
私が居なければ仲の悪い両親は
結婚をしなくて済んだんだろう。
近くにいる友人と
何故こんなにも生まれた環境が
違うのか。
私もあの家の子供になりたかった。
望まれて生まれてきたかった。
ずっと思ってた。
母親は友達の前では、
とても優しく接してくれてた。
だからこそ、家の中で母親から
言われたこと。
誰にもいえなかった
友達に話せば
「そんなお母さんに見えないのに?、」
誰に何を話しても信じてもらえず
私が被害者ぶってるように映る。
この日から、人に助けを求めるのはやめよう。
もう誰にも自分の本心なんか話さない。
心に決めました。