2歳の「イヤ!イヤ!」に心折れた日
我が家の2歳の女の子「かこちゃん(仮)」。可愛い2番目です。
いやいや!ママいや!が私の心HPをガンガン削り、心折れた記録。
2人目での初体験
1人目はいやいやがあまり無く、とてもスムーズに2歳を過ぎていった。
それもあり、2人目の余裕が私の油断となり、構えを疎かにしていたところに痛烈なストレートを打ち込まれてしまった。
かこちゃんのいやいやスタイル(全盛期)
彼女の地雷を踏んでしまうと大爆発が起きる。道路だろうがお構いなしに転がって泣き叫ぶ。私の声はもちろん届かない。私の抱っこは絶対NG。のけ反って脱出しようと暴れ、何度も頭をぶつけている。
私にとって最悪なのは、かこちゃんは地雷を踏んだママが近くにいることが嫌なのだ。外にいるときはどうしようもない。ビチビチのマグロを小脇に抱えて目的地へ行くしかない。
家でなったら放っておく。落ち着くまで待つしかない。かこちゃんはテーブルの下に隠れて、手で自分の目を塞ぎ、私を決して見ようとはしない。長い時は2時間近く泣き叫ぶ。
ママを弱らせる理由
ここまでは、まあ慣れる。
私にとどめを刺すのは「パパしかいや」である。
かこちゃんは誰からみてもわかるパパラブだ。パパがいる時は「パパ、抱っこ」なのだ。パパが抱っこしていたら、地雷が爆発する数は大幅に減る。それは良い。みんなにWINだ。
問題は、パパがいない時。ほとんど私の声は無視。
朝、保育園に送りに行くだけで、私の気力がゼロ。
おしゃべり盛りの5歳がノンストップおしゃべりをし、0歳を乗せたベビーカーを押し、そこにいやいやの機嫌を損ねないように最新の注意を向ける。もちろん、周囲の安全確認に神経を尖らせる。
心折れた瞬間
雨の日は最悪だ。
ある雨の日、歩く2人にカッパを着せ、傘を持たせて、ベビーカーと保育園へ向かう朝。5歳は雨に大興奮し、水たまりに入ってなかなか進まない。かこちゃんはまだ傘の持ち方が不安定で結局濡れてる。雨は本当に厄介で、傘を持たせると子供達の顔が見えず、彼らがどこに進もうとしているのかわからない。さらに雨音で周囲の音が聞こえず、車や自転車に気付けない。
一方通行の生活道路でてんでバラバラになり、道幅いっぱいに広がってしまった。
その時、後ろから自転車がやってきた。端によける時間も余裕も無かった。
大人の女性が乗っていた自転車が子供達をすり抜け、去り際に暴言を吐いていった。なんて言われたかは分からなかったが、悪意は感じた。
目の前が真っ暗になった。私は折れてしまったのだ。
その後どうにかこうにか、保育園へ送り届けたのだろう。覚えていないが。
それでも時は経ち、かこちゃんは成長していく
折れてもそのままでいられないのが子育て業だ。365日24時間営業だ。
なんだかんだ蘇って、休みのない毎日をこなして行かなければならない。
折れるのは悪いことではない、と今なら思える。折れて復活して、を繰り返して私たちは強く、図太くなっていくのだろう、と感じている。
もう少しで3歳になる最近のかこちゃんも、気がつけば爆発する回数も爆発の規模も減少傾向である。
時が過ぎれば、必ず変化があるのだ。小さな変化を見つけることが、育児を楽しいと思えるヒントになるかもしれない。
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