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書くだけじゃない。私にもできるアウトプット―「極アウトプット」を読んで

本を読むのは好きだけど、読んでもすぐ忘れてしまう。
なので、感じたことや忘れたくないこと、生活の中で活かしたいことをまとめておきたい。アウトプットをしっかりできるようになりたい。
そう感じている今日この頃、こちらのタイトルを見て、購入を決意しました。

読み始めて知ったのですが、この本のメインターゲットは10代の若者たちです。勉強におけるアウトプット方法や、10代特有の人間関係の悩みを軸に話が進んでいきます。しかし私のようなアラサー世代にも共感できるものも。
この本で印象に残ったこと、実践したいことは3つあります。

印象に残ったこと、実践したいこと

アウトプットは「話す」「書く」「行動する」

「アウトプット=書くこと」だとばかり考えていました。でもそれだけじゃないですよね。
「話す」と「行動する」も意識して、実践していこうと思いました。

相談の目的は解決ではなく心を軽くすること

大きめの悩み事があるとき、私はこう考えます。
「誰かに言いたいけど、話しても解決しないよな」
悩みは自分の中で堂々巡り、一向に前へ進む気配がない…。
でもやっぱり、話すと少しすっきりはする。
相談するときは、解決を目的としない。心を軽くすることを目的にする。これだけで相談のハードルがぐっと下がりました。
悩み事に限らず、自分の考えてることは、やっぱり相手にきちんと話さないと、と思いました。

どう思われているか不安なら、確かめる。

仕事中でも、同僚や上司に対して、「あれ、この人、いつもより元気ない…?」と感じる瞬間ってありますよね。

そういう時、みなさんどうしていますか?
何かあったのか尋ねますか?元気を出してもらおうと冗談を言いますか?

私は、大抵気づかないふりして自分の仕事に集中(する振り)しちゃってたんです。
自分が気づかずにやらかした何かのせいで起こってたら嫌だなという過剰な自意識(?)のせいで。
でも気づかないふりを続けると、自分のせいかもしれないことが気になりだして、全然集中できないんです(大体自分のせいではない)。

なんだかいつもと様子が違うとか、心配に感じることがあったら、それとなく聞いてみればいい。なんとシンプルなのだろう。

直接的に聞かなくても、なんとなく話しているうちに、何があったのかわかってきて、ああそういうことか、と腑に落ちることもしばしば。そしてまた仕事に集中できるようになる。

「もしかして、私何かした…?」と自分がどう思われているか不安なときは、ちゃんと確認すると、そのあとの時間が有意義なものに変わりました。
小さなことですが、話すことも立派なアウトプット。

所感

最近、似たようなことをほかのところで読んだなと感じることが増えてきたように感じます。
いろいろ読んでいると、点と点がつながってくるなんてよく言いますが、以前よりもその感覚がわかりそうな感じがします。
どの本にも共通するメッセージは、自分の頭で考えることをやめない、ということ。
自分の中に入ってくる情報をただ受け流すだけでなく、嚙み砕いて処理していけるようになりたいです。

今回読んだ本は、ベストセラー「アウトプット大全」の要約版、まさに「極(エッセンシャル)」なのだそう(それも知らずに読んでいたわたくし)。

アウトプット大全も読みたいなーと思っていたので、この本で予習できたのは良かったです。
さらに難しい内容になってくると思いますが、その時は心してかかります。

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