《詩》続きのつづき
あの美しい物語が終わった時
私は時が止まり
永遠に続くと思っていた
このまま何も変わらず
輝き続けるのだと信じていた
続編という名前の 物語の続き
彼女は大人になり
待っていたのは現実
がっかりするより なぜだろう
ほっとする自分の気付くのは
それでも変わらずに
夢を追いかけ 愛を探し
あなたはやっぱり あの時のままだった
終わってからもずっと
胸に残るものは なんだろう
あなたが私に 問いかけている?
それとも過去の私が
問いかけているのだろうか
あなたは変わらずにいますか
夢は今も夢のままですか
その問いに私はどう答えよう
あの時 見えないほどにまぶしかった
まだ名前のない夢は
今 空の下で太陽に照らされ
もっと見えるようになっている
形は違っていても 小さくても
私だけの輝きになっている
あの時 一人で歩いた道は
今は 大事な人と歩いている
毎日は未来のためにあると思っていたけど
今は 幸せのためにあると気付いた
そして今も
私は私のままだよ
そんな手紙を送ろう
(にじぐち)
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