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《詩》求めたのは永遠ではなく

ずっとも永遠もないと思う
変わるからいいときもあれば
変わらないなんてつまらないとも思う

だけど 時が止まってもいい
私が私でいられて あなたがあなたでいられる
この日々がただ
同じだからいいのだと
心からそう思うことがある

数字でもない 時計でもカレンダーでもない
その瞬間を 少しずつ積み重ねていく
折りたたんで また重ねて
まるで 何度も畳んだ布を積むように
それがいつか
ずっと に変わるなら
それが私の 永遠という一瞬になる
何気ないくらいでちょうどいい

(にじぐち)

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