〈選挙時におけるインターネット投票の可能性〉
スーパーシティ 筑波。
小学生の私にそう印象付けたのは、ライブアライというsfcソフト。
近未来編ステージとして、まるで人類補完計画のようなストーリーで人間を液体化しようと目論む悪者を退治する話。
その舞台が筑波の研究所だったのである。
「俺もいくぜ、筑波に!」
のセリフが格好良い。
さて、そんなサイバーシティ筑波では、2022年11月、模擬選挙におけるインターネット投票の実証実験が行われた。
ネット投票でまず問題視されるのが、セキュリティの問題。うまく暗号化してクリアしたそうだ。(言葉に出来なくてすみません)
そしてもう一つの問題。
買収や強要による投票問題。ここもクリアした。仕組みとしては、
「ネット投票が出来るのは、期日前投票期間のみとし、期間中は何度でも投票をやり直せるようにする。
これにより例えば監視の元で特定の候補者に投票するように強制されたとしても、その場を離れてからやり直しが出来るようになる。
万が一ネット投票が出来る期間中にやり直しができなかったとしても、投票の当日に投票所に行って従来通り1票を投じれば、ネットでの投票は取り消される。」
デメリットを語るのはスマホに馴染みがない方々が多い印象。
そういった場合は、従来通りの投票方式も残せば良いだけの話である。
2024年10月の実装予定まで、きっと筑波の精鋭職員たちは、様々な問題を改善していくことだろう。大いに期待したい。
アナログとデジタルの黎明期。
東根ではマイナンバーカード取得率は約70%程度で県内でも高い水準だ。
折角マイナンバーカードを取得したのに使い所がほとんど無い。(e-taxくらいか?)
マイナ保険証と紙の保険証が混在するように、投票も、アナログとデジタルを、まず併用してみれば良い。そして、そう遠くない将来、いつの間にか全ての人がスマホを持つ時代へと押し上がり、デジタル投票が主流になるのだろう。
ガラパゴス日本、どんどんアップデートしていくべきだ。