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〈東根温泉革命②〉


閑散とした東根温泉街をどうにかしないと、いよいよ取り柄のなくなる東根市。
幸い、湯治に使った素晴らしいお湯がある。
隣市の良いところを真似てみるのも手だと思う。絶望的な東根に手段を選ぶという余裕は無いのだ。

碁点温泉のように、公営の温泉を作る案が一つ。(もちろん東根市民最優遇、高校生まで無料で、住民は割引、それ以外は通常料金 みたいな)

もう一つは、温水プールを設置し、平日夕方は、スイミングスクールを行ったらどうだろうか。そして東根在住の小中高校生はみな無料で良い。東根は、それくらいの財政能力はあるはず。
水泳は、子供も大人も身体作りには最適だと聞く。身体機能のリハビリにも有効な手段だ。
水中だと怪我もしにくいし、高齢者の身体作りにも良いかもしれない。老後、寝たきりになることを防止できるかもしれない。

神町にあった市民プールがいつの間にか消えたのはもう何年前だろうか。
東根には私の知る限り一ヶ所、民営のスポーツ施設内にプールはあるが、もっと気軽に連れて行きたいのだ。月額も、物品も買わなくて良い、指定されない、束縛されない、行き来自由の気軽なプールを求める。

プールと言う言葉だけで子どもたちはワクワクする。
プールと言う非日常が子どもたちの目の輝きを潤わせる。
子どもが楽しいと大人も楽しいのだ。

何年もマスクと閉鎖的空間に閉じ込められた子どもたちを救うのは、私たち大人の役割だろう。税金を歳出するなら、不必要の可能性が高いものより、必要ある可能性が高いものに消費してほしい。

それで温泉街も活気の芽が出たら、みんな幸せなのではなかろうか。
数少ない東根の素晴らしい資源があるのに、勿体なさすぎる。

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