こた
私の読書記録。読書感想。ネタバレ有りで心の声そのまま載せていることが多いです。
大体のろけ話です。
全然記録つけてなかった… 仕事に慣れてくるとともに、だんだんとご飯が食べれるようになっていった。 8月に入る頃には前回いつ痛くなったかな?と思うくらい普段から調子がよかった(月1程度の胃痛はあったけど、嘔吐まではしないくらいの軽いもの) お盆時期、帰省した。 長距離運転と疲労、あとは、やはりストレスなのかな、久しぶりに嘔吐を伴う胃痛が起きた。 悶々と、父に対する嫌悪や怒り憤り諸々お腹に抱えたものがある。と実感した。 これまで、私の胃痛はストレスとは関係ないと思っていたけれ
「大阪いいとこ〜!」と、「もう無理……」を毎日反復横跳びしている。 車がなくても問題なく過ごせる快適さと、歩くことが苦にならない楽しさ。 人に話しかけるハードルが異常に低くフレンドリーな県民性。 どうしてそんな風に生きられるんだろう。 私はいつもおどおどして、何かにぶつかり物を落とし、いろんな人の眩しさに目を背けてしまう。 大阪が好きなのに、大阪に好かれている気がしない。ずっと大阪に人見知りしている感覚。 電車の窓に映り込む私はリュックを前でぎゅっと抱えて心許なく縮
パラリと、めくったその先、たった3行目。がんの告知から始まる本だとは思わなかった。 事前情報はほぼ入れず、文学フリマで向坂さんがお好きなら北尾さんとのやりとりですごく良いシーンがあったのでこちらを! と強く推された。タイトルだけでも面白そうだなと思い購入させて頂いた本。 その時はまだ『夫婦間における愛の適温』を読了していなかったが、そちらは寝る前に読む本と決めていた。 『自分思い上がってました日記』はとてもコンパクトで手馴染みのいいサイズ感だったので、お出かけの途中
1月 年末に引っ越し、都会にはしゃいでいたら1月頭、お誕生日にまんまとコロナになってしまった。 あまり食べれない日が続き、胃の運動機能は低下していたと思う。 中旬、縁切り神社へ行き、FDとの縁切りをお願いする。 遂に神頼み。 それからというもの、驚くほど痛みがなくなった。と書きたかった…。 ずっと不調は続き、いつもなら痛くなってもおかしくはないような不調なのに、なんとなくギリギリで保ってるなと感じていた。このギリギリで保つところがきっと神様の恩恵なんだろうと思い感謝して
12月末引っ越してきて、3月某日出勤開始! 前回(初の夫の転勤)、新しい土地が怖すぎて1年引きこもってから就活をしていた私とは思えないスピード感! 多分外に出てみないことには慣れないし、ずっと慣れないことに自分でぐっしゃりしちゃうので、荒療治かもですが、無理矢理就活に乗り出しました! 登録していた派遣会社でお仕事紹介して頂いて、面談(という面接だと思うけれど)で割と好印象だったところに受け入れてもらえました〜!! 1度の面談でも電車移動やら人とのやりとりやらで
何がわからないのかわからない 駅までは着けた 乗り場までこれた でも電車がこの間は左側にあったのに乗ったのに今日は多分右側だ。 行きたいところに着くのか? 多分大丈夫。たぶん なんでこんなに涙を堪えてるのかわからない 大人はこんなことで泣いたりしない 子どもでもだ 私はなんだ。大人でも子どもでもない。 何かに分類されなければ安心できないのか 特別秀でた人間になりたいと努力もせずに思っているのに、特別劣った人間のままだ メトロなんて地下鉄なんて嫌い! なんでこんな怖い音のする
大阪に引越してきてから、中々チューニングが上手くいかない。 なんのチューニング? と訊かれると適当な言葉は見当たらないのだけど、生活する上でなんとも私だけが“外れている”感覚がある。 私は歩くのが遅いらしい。歩くのが遅いと知らない人に話しかけられやすいというネット記事を夫にそっと見せられた。 知らないおじさんに道を聞かれたと思い足を止めたら200円無心され渡してしまったと夫に報告した後だった。 姉に西成には絶対1人で行くなと言われている。新今宮駅も乗り換えでしか使
最近緑色のネイルをよくつける機会がある。 緑色。 私は緑色を見るたびに、苦手意識が湧くようになっていた時期がある。 嫌いではない。嫌いではないけれど、少し心がもやもやする。という苦手。 数年前勤めていた会社で、「私、緑色が好きなの!」と公言している人がいた。服や持ち物もグリーンで統一されていて、私が緑色の服を着て来たら「いい色ね!」と必ず褒めてくれる年上の女性だった。 その頃私は緑色について特に愛着はなく、失礼だけれどそんな緑好きな彼女に対して(珍しいな)と思
ずっと考えていたくせに、今思いついたように、「ちょっと気になってるんだけど……、文学フリマっていうのがあってね」と夫に話しかけた。 今読んでいる本の作者さんが来ること、サインをしてもらえるらしいことを話した。 夫はUSJのスパイダーマンのアトラクションにもう一度ライドする機会を窺っていて(もうすぐなくなってしまうらしく、とてもさみしい)USJに行ってから京都に行くかどうか? と考えているようだった。 私は恐ろしく引き篭もりの質が強い。 携帯で勝手に計られる1日
文章はかなり理路整然としてて固めにも思えるけど全体全く重たくはないし読みやすい。 夫婦間のやりとりをコミカルに描きつつ、でも芯をつくような内容が面白くて、納得したり共感したり毎日1章ずつ寝る前に読むのが楽しかった。 変な顔を指摘するか否かの部分は向坂さんの深い思考に納得して憧れを抱くも、実際その思慮も言葉にして伝えない限り行動に移さなければ何も伝わらないし、結果その想いを知っても尚旦那さんからは「言ってよ!」と言われる始末。 そして憧れた向坂さんの言葉や、指摘しない
一緒に食べたどんなに美味しい食事も、楽しい場所も、写真に収めても収まりきらない時間が過去として過ぎ去っていく。 泣きながらその幸せを悲しむ。しがんでしがんで、味がなくなったら、「あの時楽しかったね!」と思い出だけカラリと語れるだろうか。
大阪駅は梅田と同意 新大阪は新幹線だけの駅じゃない(新しく覚えたこと) 見上げてもてっぺんがどこかわからないビルばかりで、ダイキンの雫ちゃんだけが私を慰めてくれるように微笑む。(調べたらぴちょんくんという名前だった) おけいはんは安いらしい。 京都までノンストップで430円。特急料金はとらないという。 かといって中の座席が粗末ということもなく、落ち着いた色味のふかふかな椅子で、横向きに座るのではなく、飛行機のような向きだ。酔いにくく有り難い。 カタンカタンタン、カタンカタ
こんな時間におでかけの為に電車に乗るのは初めてだ。車窓からの景色にときめいている。 赤いライトが横に流れて斜線となり、遠くに暮れる夕空が映える。それが度々建物に遮られるので街中を走ってるんだなぁと実感する。 時々イルミネーションがされた広場や車のライトが眩しい大通りも抜ける。 決められた道をびゅんびゅん走り抜ける電車に感動と同時に、なぜか泣きたいような気持ちにもなった。 地元のフェリーから見える景色は、いつも一枚絵のように雄大で鷹揚だった。海の広さと空のグラデーションを見つ
昨年からとても感じていたことだけど、人にもらった言葉の力強さをひしひし実感している。 私の塗ったネイルを「綺麗だねぇ」とRPしてもらったことがとってもとっても嬉しくてたまらなかった。私も同じ気持ちを誰かに渡したい…!と、普段積極的にしないことだったが、同じようにRPしてはコメントを残したりした。 引用になると私のコメントが主で、そこに相手のポストが繋がっているような気がしてなんか違う…と思うし(相手のポストを主にしたい) 相手の方が目にする可能性が高い(と思う)ので、(それ
夫がUSJの年パスを買った。 転勤により引越しをしたのだが、新しい自宅からUSJまでの電車賃は数百円だと言う。 わたしが18年間暮らした島から出るフェリーの運賃より安いと気付いてから、ずっとわたしの頭と心は混乱を極めている。 18年。わたしはコンビニも信号もない島で生きてきた。その18年の無知から飛び出した時よりも安い値段で夢のような非現実の象徴である遊園地に届く事実に震えそうな恐怖を覚えている。 わからない。わからない。 こんな場所知らない。 わたしは、遠くに来たんだな
11月、痛みが数日あるも珍しく嘔吐するまでは至らず、今までと比べれば調子良くひと月を終えられた。 ぬか喜びは怖い。半信半疑なまま、それでも痛みのない毎日に喜びをじわじわ噛みしめて過ごしていた。 12月半ば、これまでとは違う、嘔吐を伴わない激しい痛みに襲われる。 顔を洗う為前傾姿勢をとったのが引き金のように、姿勢を動かす度に胃全体の筋肉がひきつるように痛みが増していった。 べそをかきながら「痛い、痛い、痛い」と1時間程七転八倒した。 夫は「救急に連絡しよう?」と提案するが、死