のらりくらり、歩いていく
自分に優しくね
そんな事が1番、大切な時があるんだよ
そうね、今は魔女の宅急便のキキがウルスラの小屋に行っている時間のようなものかしら?
私は、絵もエッセイも書けなくなり
そんな風に思い
このところは息子と自然の中に繰り出す様にしています
散歩に出かけ、地面にじっとり座って2人で春の草や虫を眺め
てんとう虫を手に乗せて愛でる
犬を連れたおばさんと挨拶を交わす
忙しなく歩いて行く蜘蛛を追いかけてみる
福寿草を眺め、こんなに福寿草って可愛かったかな…とか
そんなことを思いながら
こんな時だから、自分に見せられる景色があるんだよ
こんな時だから、自分が知る事ができる事があるんだよ
雪が溶けて、隠れていたものが見えてくるように
こんな時だから感じられることがあるんだよ
微量の風の変化といつもとは違う流れの中
見えてくるものは自然と少し違うもの
随分と何かで固めてきてしまった自分にも気づき
随分とリュックに詰めすぎた荷物を眺める
素直に書き、素直に感じる
そうしていけば見えて来るものがあるのかもね
akaiki×shiroimi