夢NO.9 合わない計算 合わない教授
計算問題の夢。
そこは、絵がたくさん飾られていて、同時に制作も行われているアトリエ兼ギャラリー。
私は絵を見ながら時間の計算をしている。
12:00から6:30を引いたら答えが30分になるらしい。
しかし、どんなに計算しても30分にならない。
そこで高校時代、人当たりが柔らかくて話しかけやすかった先輩に教えてもらうが分からないので、
「すみません、この答え○○になって30分にならないです…」
と周囲にバレないよう小声で助けを求めた。
すると先輩に、いつもの優しい笑顔で、
「引き算もできないの?」
と言われたのでかなりしょげた。
さらにそこへ大学教授(すごい絵を描くので有名だった。気分の上下が激しく掴みどころがなかったため私は苦手だった)がやって来て、
「今の時期のみんなはたくさん失敗することだよ」
と皆に言った。
私と目が合った教授は、な!みたいな感じで笑ってくる。
しかし、私は計算が合わないのでそれどころじゃない。
教授が近づいてきて進行状況を確認しに来たが、 こんな単純な計算ができないことを知られたくなかったので、順調に計算できているフリをした。
しかし内心は
(なんで合わないんだろう、やばい、なんで…)
と焦りまくっていた。
(終わり)