全身に目を向けて変わる、広がる口腔機能の発達支援
<私の物語>
Part1. 身体の弱い未熟児だった
私は昭和40年に、大阪の南部で古くからタバコ・雑貨・燃料の販売店を営む家の第3子として産まれました。2,000gの低体重だったので当時は「未熟児で産まれたんだ」と言われていました。そのためだけかどうかは分かりませんが、身体は弱く、幼児期は喘息で寝ている時に咳き込んで呼吸困難になり、近くの小児科に親に背負われて駆け込んだり、腕に出たアトピー性の湿疹が夏の夜などは痒くて無意識に搔きむしり、血が出てさらに悪化することの繰り返しでし