見出し画像

アナログとデジタルの溝

こんばんは。

先日、久々にDJの後輩と会いまして最近のイベント事情なんか話したんですが最近はアナログオンリーイベントが結構増えてると。

私も最近、それは薄々感じてました。

ただDJのスタイルもアナログだけでやる人、デジタルだけでやる人とくっきり別れてきたようにも思います。

もちろん両立してイベントに合わせて変える人もいますが、中々レコードも集めてデータも収集してってなるとかなりの労力と時間が必要なのでどちらかを主体にするって人が殆どなのかもしれません。

デジタルDJが出てきて結構年月経ちますがここにきてまた新たな枝分かれを感じますね。

アナログイベントってなると殆ど新譜はかかりませんし、お客さんも必然的に旧譜ファンが来ます。

逆にデジタル仕様だとオールジャンルとか新譜メインが多くなります。

なのでアナログってなると自然と旧譜ファンしか来ないからイベント的にもやりやすいのかもしれませんね。

私たちがクラブで回してた時はアナログもデジタルも両方経験してますけどデジタルになっても新旧問わず回してお客さんも楽しんでましたけど、時代の変化でプレイヤーも区分けするような時代に。

どっちがいいかとかって話ではないですけど、ここまで新譜の更新が早くてインスタントミュージックみたいになってきてしまってるので正直追うのも大変だし、何を聞いたらいいのかわからない状況でもあります。

反対に旧譜は過去を掘り下げて自分のペースで追えて好きなとこをとことんみたいな拘り派の人が多いので何かに左右されることなく追うことができる。

そんな真逆な状態ですからDJもリスナーもどんどん別れますよね。

結果的にはどっちの音楽が好きかで追うものが変わってくるんですがこの枝分かれは今まで以上にクッキリとハッキリとしていくような気がします。

ヒップホップが好きと言ってもお互いが一方通行で会話できないなんて事も珍しくないかもしれませんね。

DJもアナログDJからしたら余計なミキサーの機能も訳わからなかったり必要ない物も多くてこんな機能いらないからもう少し安くしてくれなんて声もありそうだし。

以前分離したHIPHOPという記事を書きましたがこれからはより一掃深まりそうですね。

どこか寂しさを感じるのは私だけですかね…

それではまた。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?