人生ってなんだろう(40)

ルドルフ  新年の詩を読む

新年が明けて2日に、ちょっと外出です。馴染みの小さな神社に新年のご挨拶をして、品川へと参ります。
人の出は、かなりありますね。ただ、以前も感じたことですが、皆さん衣服の色が暗いですね。長いエスカレーターなどに乗ると良くわかります。流行りなのか黒、濃紺、焦げ茶、暗い緑と、暗がりに入ると全員の服の色が一色に見えてしまいます。これが、日本の冬の色になった気がしますね。女性はそれなりに明るい色も着られていましたが、華やかな柄物は見かけませんでした。
黒を基調とした人波に、ポツポツと明るい点が輝いています。この集団のマスクがアクセントとなって、白い点が移動しているようです。この光景は、いつまで続くのかしらと眺めておりました。

地元に戻り、2日から営業のスーパーへ立ち寄ります。もう惣菜や弁当などに赤札が付いていましたね。お節なども半額でした。御年配の方が、普段着姿で赤札を熱心に物色中です。うーん、これが新しい秩序の中、当たり前の新年になるのかと、少し不安も感じます。

帰宅して、Youtubeを拝見すると、Amanda Gormanさんが発表した新作のポエムが、米国では大変評判になっているそうですね。昨年の大統領就任式でポエムを読み上げた、米国で大人気の詩人の方です。赤い帽子、黄色いスーツ姿で登壇した、あの子ですね。こういう詩人が評価されるところが、米国ってまだまだ健全なところがあるよなあと思わせます。
始まりの句と終わりの句を下記に載せさていただきますが、全文はAmanda Gormanさんのインスタグラムに12月29日付でアップされております。ご興味があればそちらをご覧ください。

“New Days Lyric” :新しい日の詩

May this be the day 
We come together.:今日、私たちみんなが、ひとつになれますように   

For wherever we come  together、
We will forever overcome.                     :どこであろうと、私たちみんなが、ひとつになれば、いつまでも、永久に乗り越えていける。

抜粋しておりますので、お見苦しい点はご容赦のほどを。

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