
食わず嫌い!見た目よりも栄養価の高い枇杷(びわ)
子ども頃はよく食べた枇杷
成長にしたしたがって舌が肥えたのか贅沢になったのか
見向きもしない食べなくもなった
ところが農家さんからたくさんの枇杷をいただいた
軽く洗って皮をむいて食べる
柔らかくて甘い
むしゃぶりついた子どもの頃を思い出す

枇杷は初冬に花をつけ、寒さの中で実を結ぶ
枇杷の花や果実は寒害を受けやすく寒さとの戦いだという
花はマイナス5度、果実はマイナス3度で凍死するといわれ、千葉県のような温暖なところで栽培されている
害虫や強い陽ざしによりシミやそばかすから果実を守るために袋掛けをやるが、子どものころ梨にも袋掛けをした記憶がある

実はβカロチン・βクリプトンが多く含まれ、食べると体内でビタミンAに変わり、皮膚や粘膜・消化管の働きを正常に保つ作用があり、また素肌の美容効果にも期待されるといわれる
さらに、疲労回復・皮膚炎の解消・咳止め・食欲増進・去痰・鼻水止め・風邪予防などに効果があるとともに、ポリフェノールの一種クロロゲン酸も含まれて活性酸素を抑え、ガンやインフルエンザなどの予防効果が期待されている
*去痰(きょたん)とは、気管や気管支にたまった痰を除去すること。

皮にアザが入っているのは日当たりのよいところで育ったもので、食べてみると口当たりも良く甘くて美味しい
(今の子どもたちは見向きのしない上、枇杷を知らないようだ)
枇杷の花言葉:温和・愛の記憶・密かな愛・治癒
もう一度、子供の頃を振りかえり体のため健康のために食べることに
高い健康食品を買うのを少し控え、枇杷などの果実を含めた野菜を食べて、体の健康再生へ努力しよう
参考資料:
千葉県HP
緑のGOO
GreenSnap HORT