個性を大事に、人の成長に期待することの非効率性

人の成長が企業の成長に繋がることは間違いないが、人間は怠惰で惰性に流される人が多数を占める生き物なので、最低限やって欲しいことをフォーマットにして反復させた方が、マンツーで教えて成果を期待するより効率が良いのではないかと思う。
要は習うより慣れろ
今、個性を大事にする方向に進む企業は、考えた方がいい。
教える立場の人、やりづらくないですか? 
成長する人間は黙っていても成長するし、成長しない人間は何をやっても一定のところで止まる。さらに悪しき流れとして 教える立場の人間は、相手にやりがいを感じさせないといけない。らしい。
はっきり言って不毛だ。人間は成長過程でできた形にそぐわない組織では一定の成長しか見込めない。その相手に一から十まで、さらに仕事の楽しさまで教えるくらいなら、その分自分の成長にリソースを割いた方が企業にとっても効率が良いだろう。

組織である以上、人間は歯車であるし、突出した人間はいずれ組織から去って行く。雇用関係を前提とした会社である以上この葛藤からは逃れられない。ドライな考えだが、歯車として機能しやすい環境を整えて適性ある人間を採用して行った方が、人の成長に期待するより遥かに効率的なのではないかと思う。

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