自分をプログラミングする
何かを始めようとして、途中で挫折してしまうことはありませんか?
私も多分にあります。
そういうときは、自分の意思が弱いからだと思ってましたが、実はそうではありませんでした。
もし本当に意志が弱いなら、何一つも成し遂げるができなかったでしょう。
では「挫折するとき」と「成し遂げるとき」と、一体、何が違うのでしょうか?
結論から言いますと、挫折するときは手順が間違っているからです。
パソコンのソフトや、スマホのアプリを思い浮かべてください。
ソフトやアプリを動かすためには、プログラムが必要です。
そのプログラムを構成するコードが間違っていたら、途中で止まったり、最初から動かなかったりします。
もし、あなたがプログラマーだったら、やる気がないから動かないんだとは、パソコンやスマホに対しては思わないはずです。
プログラムと同じく、あなた自身についても、同じです。
何かを始めようとして、途中で挫折してしまった場合、意志の力だけに頼るのではなく、違うやり方を考えたり、行う順番を変えたりすることで、スムーズに動き始めたということが実際にあります。
新たにリリースするアプリも、完璧な形で世に出ることは稀です。
リリースしながら、不具合(バグ)を訂正し、より正確に動くように軌道修正していきます。
同じように、あなたが目標を達成しようとしたり、ある行動を習慣化しようとしたりするときも、1回で順調に出来ることは、むしろ稀かもしれません。
挫折しそうになっても自分を責めず、違うやり方や行動の手順など、試行錯誤を楽しんでみませんか?