意味ある偶然 または定期巡回
自分で言うのもなんだけど、私は割と間のいい人だと思っている。
フラアッとあさりのお惣菜屋さんに立ち寄ると、店主の美人のお嫁さんが、ウチの旦那心臓で入院しちゃったの。退院したら絶対タバコ止めてもらわなくっちゃと涙ぐむ。大丈夫ですよ、すぐ退院しますよと声をかけて、もう少し気の利いたこと言えなかったかなあと反省会しながら帰路につく。話せて少しでも気が楽になったらいいのだけど。
何気なく、久しぶりに友人に元気かとLINEすると、お父さんがアルコールで入院しちゃって、とか、明日から脳腫瘍の手術で入院するんだ。言わないつもりだったけど、LINE来たから言ってしまった。驚かせてごめん。と。間に合ってよかったと思うことがある。
なんて書いて、私に超能力があるとか、またはスピ系の話をしたいわけではない。これは別に偶然ではなくて、私は自分が大切だと思う人との定期的な、その頻度は人によって違うけど、パトロール的な巡回?を欠かさないので、スワ、いざというタイミングに遭遇する確率が高いという確率論の話なのである!(ホント?確率論ってそう言う話かしら)時にはほうれん草サンワで100円だったからとただ届けるだけだったり、時にダラダラ互いの子供の自慢話したり、時にハガキを送り、時に編んだマフラーを送り…まあ彼方此方のお店にマメに顔出す良いお客さんみたいな笑
大切な人のピンチにだけタマタマ偶然側にいれるなんて都合の良いことは先ずない。普段から側に居たって、その時に居合わせることができず一生何故と自問自答に苦しむことだってある。だから大切だと思っている人のことは、普段から大切だと伝え続ける行動を自分のルーティーンに組み込んでいる。
今日は何気なく友人に電話したら、去年ラグビークラブから足が遠のくようになってから不安定な長男が、家で暴れちゃって…と話が。何気なくと書いたけど、実際は長男の不安定さを何度か聞いていて頭の何処かでどうしているかなと思い続けているから、ふとリマインダーくんが私を突いて、ちょっと気になるやろ、聞いてみ、と私を電話の前に立たせるのだと思う。
商店街の週末定期パトロール。花屋と古着屋に行ってこようかな。