記憶のお焚き上げに解凍して書く
風邪ひきましたか?
火曜日出勤すると同僚が明らかに鼻声で
身に纏うオーラも心なしかどんよりしている
なんて書いても
赤毛になんぞオーラはみえないけどな
けど
見えるという人もいて渡辺さんという元同僚
彼が見えるものをその人に伝えてまうと
本来はその人には見えないものだから
下手するとその人の人生を変えかねないから
絶対に見えたものは言わないという人がいたけど
いやそんなこといってホントは見えないんでしょうとイジったからか
キッと目を見開いて私を見て
赤毛さんのオーラは灰色ですというから
へ?
灰色ってオーラって赤とか青とかじゃないのんと
拍子抜けしたけど
高次な人は色はなくて灰色っぽいですと
これ全部鳥貴族での一コマなんだけど
まあ酔っ払いの戯言と忘れることができないから
やっぱり何処か自分に引っかかるものがあるんだと思う
実はこの渡辺さんとは浅からぬ前世の因縁があるみたいで
遡ること9年前
彼が元夫の彼女(三田さん)と飲み屋でバッタリ会って
やあとハグした時に
(まあアメリカ人なんでしょう会ってハグするなんて)
赤毛さんのご主人といたしているときの映像が僕の脳裏に浮かびましたと
ご主人と三田さんがそういう関係だってこと赤毛さんは知っているんですか
って
なんにも知らなかった赤毛の脳みそに
ドボンとでっかい石を投げ込んだ
人んちの家庭に波風立てるようなことをしやがって
後先の責任も取れないようなこと
正義感からなんだか
見えたものは言わないって言ってたくせに!
それも思考をハックしましたみたいな笑
テレパシーで知りましたなんて
そんなムーもビックリトンデモ話みたいなやつで
あなたのご主人は浮気していますううなんて
よくぶっ込んできたな文春砲もびっくりやと思ったけど
まあ事の顛末を共通の友人に話したら
渡部さんは戌年だから赤毛さんの番犬のつもりなんじゃないかな
ワンワンって吠えてご主人様気を付けてって
危険を知らせたつもりなんじゃないかなと言われて
まあそういうことにすると
こっちも腹落ちはしないけど
まあ犬なら仕方ないかなという気持ちになれるかなあと
彼とは今もフザケて酒を飲む友人だ笑
もちろん余計なことを囁き女将じゃねえし吹き込みやがってと
彼に怒りを覚えたり恨む気持ちも芽生えたけれど
よくよく考えてみれば
彼はこの物語の中では脇役で
トリックスター的ではあるけれど
主役は私と元夫であって
その関係性がすでに終幕に向かっていたからこそ
登場した役だったに過ぎないのだから
彼を責めても意味はないと
終わりに向かう船に乗せてくれたと言うか
勢いつけてくれたんだなと思った
この顛末も書き残したいと思う気持ちはあったけど
あんまりにも荒唐無稽な話のくせに
なぜか重たいという謎の重心で笑
どこで書いたものかと出待ちが長かったから
オーラきっかけで書けてよかった
成仏してほしい
んで風邪を引いた同僚だけど
赤毛さんはあの雨の中3時間も滝に打たれたのに元気なのに
(俺よりも一回り以上ババアなのに)
なんで俺が風邪を引いてるんだろうと訝しげで
そらそうさ
楽しいことをやったら雨に打たれたって槍が降ったって
風邪なんかひく隙間もないし無傷だよ
なんなら充電して帰ってきてるしね笑
でもホントは絶対風邪引いちゃいけないって
みなさんに雨予報で野外のライブに参戦しますから
遊んだ以上は這ってでも休み明けは出勤しますからって事前にさんざ頼まれもしないのにアナウンスして自ら退路を断ったよ
風邪引く前から遅効性なのに葛根湯飲んで大丈夫って
自己暗示もかけてましたけどねというと
葛根湯っすか?と笑われて
俺が今飲んでるのはベンザブロックの黄色ですと言うから
ああケミカルなやつは私は信仰できないんだよね
やっぱりスピの傾向あるのかなと思った笑
無駄話はそろそろお開きやと
利用者を迎える準備に互いにキュッとお口を結んだ朝に
本能寺でずっとずっとずっとずっと
待ってる!!!!
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