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星を輝かす
アーチスト歴半世紀近い
親愛なる大先輩相田先生に告白した。
ー先生、実は私noteってSNSで文章を書いているんです。今年の元旦から。1年の計は元旦にありって思い立ちまして。毎日のようにかいて、200記事以上書いています。今は三度の飯より書いていたいです。LINEに送るので、あの、お暇なときお時間のあるときでよいので、読んでくれませんか?ドキドキ。
-あらあ!素敵じゃない! ゼヒゼヒ、送って頂戴♡
土俵と褌の文章を送った。
すぐに返信が来た。
ー才能隠してたのね。素敵よ。
独自の世界観🌎いいえ 宇宙観🌙🌟 アート観 🎨
久々に味わうこの感覚
心に良い空気が入ってきました
ー先生、ありがとうございます。先生に読んでほしくて。書いて半年。齢50にして赤毛のチコは生後半年の赤ちゃんですけど。
アートに人一倍関心があるくせに、自分に表現がないことがずっとずっとコンプレックスだったんです。自分には向こう側に行く切符がないってずっと思っていました。だからせめてアートの理解者でいようと思って、バンドマンの彼を応援しようとしてそれもブチコワシテ、ますますアートとの関係を拗らせちゃいました涙
書くことにも抵抗がありました。夢中になるほどでもないしと。小説は書けない。この年になるまで、ずっと書いてきたわけでもない。学生の頃現代文と小論文が得意て得点源だったくらいで苦笑 少しくらい手紙を書くのが好きなくらいだって。
今更って。
でも今年の元旦に 節目っていうか。自分が勝手にそう思ったんです。もういいかなって。50歳になるし、恥ずかしいもないなって。上手くいかなくてもカッコ悪くてもいいなって。
多少長く生きてますから笑、記憶を書き始めたんです。そしたらハマって。生きてきた記憶を書くことが自分の表現なのかもしれないって。
ー自己表現法は宇宙空間から自分の星を見つけるみたいに困難なことでもあるからね。
文星君をみつけたんだから、とことん、文星君を輝かせてね!
ーじゃあ私は赤毛のチコ星ですね笑 先生ありがとうございます。
ーいいわあ。本当に何十年ぶりに清々しい気持ちよ。だめねえ、ずっとやって毛が生えそろっちゃうと。汚れちゃうのよ笑
ー先生そんな毛だなんて、刺激的な笑。私まだ生後半年寝返り打ったところですから笑
ずっと先を歩く先輩に、ぽんと優しく力強く背中を押してもらって、まだ上げそめし前髪も生え揃わぬ赤毛のチコ星は、よたよたと自転車をこいで今朝も職場へと向かう。