攻守交代

書くときは途中からは
書いた文章に貼り付ける音楽のことを
ボンヤリ思い浮かべて書いている

イメージはラジオのDJが
それではって
リスナーからのお葉書を読んだ後に
それにピッタリしっくりくる
その人を励ますような
心に寄り添うような
ああ沁み渡るぜこんな曲があったのか
と思うような

そんな

曲を紹介するみたいに

お葉書とトークと音楽が相互作用で
響きあうように奏でるように

書いてみたいと思って書いている

自分の引き出しから出してくるんだから
検索に引っかかってくるのもグーグルさんには
遠く及ばないし
昭和に偏ってるし
令和に更新もされていないしで

まあ文章はヨタヨタ
ヨロヨロ
オロオロしてるし笑

虎の威を借りる狐で
音楽に申し訳ない

羊頭狗肉
音楽はスゲエのに
赤毛の文章のリズムはモタレ気味で

赤毛が
何百文字も尽くして書くより

一曲聞いてもらえば済むことを

恥ずかしげもなく図々しくも
シャシャリ出て横に並んでるんだけど

自分にとっては
窓を開けて部屋の空気を入れ替えるような
月金は左脳にシャバを荒らされて
小さくなってる右脳が
夜露死苦って肩で風切って歩くターンなんだ

バカでかい音に
負けないように
馬鹿がバカバカしいことを
大真面目に書くんだ