大人になるまで②サバイバルの専門学校
18歳の興味関心は、地球
高校3年生の頃、進学校のためにまわりは受験一色です。
今仕事をしていても思いますが、本当に「目的」が明確になっていないと、モチベーションって上がりません。
その当時の私に大学に行く目的は見つからず、周りが勉強しているから真似するようにセンター試験を受けたりもしましたが、当然15点くらいしか取れません。当然です。
「あ、やばい、卒業後、どうしよう」
自分が何も考えていなかっただけなのに、
いざ周りとそれた時の不安感たるや、紫色の夜にいるよう。
高校3年の3月、私は焦ります。
Google検索「自然 学校」
小学生の頃に理科で習う「オゾン層がやばい」に素直に「やばい」とずっと思っていた私。中学の頃は一人でゴミ拾いなどしていたのです。
なので「自分の一番興味のあることは、環境問題だ!」と思い
Googleでトップに出てきた学校に入学することにしました。
日本一面白い専門学校へ
その学校は、CWニコルと千石正一先生が設立した、フィールドワークのプロを育てる学校で、間違いなく日本で一番面白い専門学校です。
座学では植物学や生物学や動物行動学など、自然のために必要な知識を学習し、実習では主に野外生活を実践します。
木を切ったり、薪を作ったり、虫を捕まえたり、穴を掘ってトイレしたり。
同級生は30代前後が多く、普通に社会人やってからネイチャー業界に転職を試みる、経歴豊かな仲間たち。
元パティシエから、神職から、大手企業サラリーマンから・・・
多種多様な大人たちに囲まれて過ごした2年間は、貴重な経験で、今でも年一で集まっています。
私はその2年間で、興味関心がヒトへ。
どうしてそうなったかは次の次の回へ。
次回:その日本一面白いサバイバル専門学校の話