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日本人《オタク》は偶像《アイドル》に還る

私は真言宗要らん情報ですが別にガチ宗教の話をする訳ではないのでご安心ください。

皆様は偶像と聞いて何を連想しますか?
アイドル、芸能人、オタクコンテンツetc……その人が思うものは様々かと思います。

オタクはよく推しを宗教と表現することがありますが、ず〜〜〜〜っと昔から何を以て神とするかのハードルが異様に低かったからなんだろうなぁと思います。
日本人何でもかんでも神って言うじゃん。
神アニメとか神対応とか形容詞かよと。
アニメの語源ってアニミズムからだったはず。
得体のしれない有象無象、神と称され大体偶像(韻を踏むな)。

ごめんなさい上手いこと言おうとして自分で何言ってるか分からなくなってきました。

今回は2次元のオタクがなんで3次元に沼落ちしてしまったかをつらつら述べようと思います。
アバンが長かったですね。

オタク、SB69に出会う

オタクは直近ハマったジャンルより前のことをあまり覚えていない性質なのでほぼすっ飛ばしますが、2014年8月まではうたの☆プリンスさまっ♪というアイドルコンテンツのオタクでした。偶像アニメの中の偶像アイドルやんけ。
でもどちらかといえばぶっ飛んだストーリーと作曲家を目指す主人公と攻略対象達のやり取りに萌え萌えしていたのでアイドルを追う感覚ではなかったんですよね。乙女ゲームだったので。
でもまあ小さい頃は習い事でほとんど歌番組を見ておらずアイドル好きに育った訳でもない私がアイドルに対する偏見(ってわけでもないけどなんとなく感じていた敷居?)はここでなくなったように思います。

小さい頃から猫や大型犬が好きだったからか、やたらとケモケモしたキャラクターも割と好きでした。サンリオ系の。見るからに人間じゃないキャラもです。
うたプリにハマっていたと同時にとある人外スキーな漫画家の人をフォローしていたところ、DEEMOという音ゲーの情報が流れました。
うっっっわ絵が良い!!と思った私は即DLし見事にハマり、エンディングで爆泣きしました。

そうして音ゲーに対する恐怖心(?)が薄れた私は大学のサークルメンバーにこれいいよ〜と言われたサンリオの音ゲーアプリに手を出します。
そう、それがSHOW BY ROCK!!との出会いでした。略してSB69です。
その年のサンリオキャラクター大賞で見たときはなんか美少女とイケメンおるなと思いながらスルーしましたが、始めてしまったが最後、10年以上ジャンルに居続け供給を求める厄介古参オタクに成り果ててしまいました。
いやなんで1回スルーした?

ちなみにそのサークルの奴は速攻飽きていた。

最終的に150を超えるキャラ数と数えるのも面倒な程の曲数に殴られた訳ですが、恐ろしいことにキャラクター、曲共に半分が実在するロックバンドのタイアップです。
そうなるとどうなると思います?

実際のライブに行きたくなるのです。

BIGMAMAとの出会い

そんなこんなでハマって2年後、2016年の8月、大学も卒業して自分のお金で遠征に行っても良くなり、私の人生を変えるバンドがSB69とタイアップされました。
そう、それがBIGMAMAです。

言うてBIGMAMAとのタイアップが始まった頃はSB69アプリの大型リニューアル改悪の為にコンテンツそのものの人気が少し落ちたり、新卒の私の配属先がブラックすぎて感情と体重を失っていた時期だったのでハマりきっていませんでした。
しかしまあその3ヶ月後にホワイトな営業所に移動した結果、イベントの為に遠征することを覚えてしまいました。長野の雪山まで行った(ガチ)。
キープしたかった体重も戻った。ちくしょう。
2017年5月に舞台(通称しょばみゅ、続編)が品川であったんですが、その次の日(母の日)にタイアップバンドがいろんなところでライブをやることになっていました。
最初は別のバンドだけ行こうとしてたのですが、そちらが渋谷で昼公演で、じゃあBIGMAMA……行けるのでは?
と直前になって気付きました。
その時点でチケットはソールドしていましたが、ツイッターでなんとか譲ってくださる方と出会えたので当時のフォロワーと共に行きました。

なんだこれ…………格好良……………………。

当時他のバンドとかによってサークルモッシュというものが存在するということは知っていたのですが、リフトやダイバー(クラウドサーフ)なんてものを見るのは初めてで、正直引くなどしました。
でもそれ以上にステージの上がかっこいい。
気がつくとめちゃくちゃ手を上げたり手拍子したりして、帰りにフォロワー達から「めっちゃノッてましたね、ハマったんじゃないですか」と言われやだ恥ずかし〜となったくらいです。

電車に乗りながら次の月の仙台公演のチケットを取りました。
ええ、沼に落ちた瞬間です。

沼に落ちてからの勢いというのは怖いもので、曲聴きまくりライブに行きまくり過去のブログを漁りFCに入り……えっ気持ち悪いな自分、と思いつつこの勢いは止められないしな……と2019年まで来ました。

感情ジェットコースター

ショウバイロックの人気も下火アクティブユーザー約5000人になり、サ終目の前だな……という雰囲気があった2019年11月、コンテンツ史上最大級のライブイベントで最高になりアニメ3期と新アプリも出るという情報解禁された翌日、元アプリ1ヶ月後サ終が発表されました。いやそんな気はしてたけどさぁ……。
感情がジェットコースターになるわ。

クリスマスの翌日だったので、都民のフォロワーとトナカイ肉を食べるのとサ終を見届ける約束を取り付けてBIGMAMAのクリスマスライブに行きました。
今回も最高だった、この余韻でなんとか見届ける事ができる、そう思ってました。14時59分までは。

私「うぅ……寂しいけどこの5年楽しかったよありがとうSB69……」
友「待ってBIGMAMAマジ!?」
「……は?どうしたんですか」
「私の口から言えないんで公式見に行って」
「はぁ……え………………」

ドラム脱退の報せ。

なんでこの1ヶ月で2回も上げて落とされなあかんねん(ショックすぎてエセ関西弁になる人)。

関係ないけど泣きながら食べたトナカイは霜降り牛っぽさがあって美味しかった。

直後にCOVID-19も流行ってしまい、当時の体制最後のツアーも途中で終わって不完全燃焼のまま前ドラムは辞めていった。
ちなみに公演1週間前に延期と中止が発表された郡山公演の整番は10番代だったのでそれが使えなくなったことも泣いた。

偶像異行頭ドラマーとの出会い

転職したし感染症対策で暫くどこにも行けないしBIGMAMAこれからどうするんやとめそめそしていた7月、救世主が現れました。

Bucket Banquet Bis(ビスたん)です。

TOTALFAT(BIGMAMAの高校の先輩でありバンドを組むきっかけであり元レーベルメイト)の配信ライブのOAオープニングアクトとしてBIGMAMAが謎のドラムと一緒に出てきたとTOTALFATファンがざわついていたのを目にし、慌ててチケットを購入、再生。

思ってたよりメンバーが元気そうで凄く安心したと同時に思います。
このバケツ、何だろう…………。

しかし私は前述の通り偶像人外大好きなので何の問題もありませんでした。
何なら一緒に新曲まで作って演ってくれて本当に嬉しかった。

ビスたん、ドラム上手いしYouTubeやってるしライブ出てくれるしBIGMAMA好きなの伝わってくるな……最早TOトップオタだな……と大多数がビスたんに対して好意的に思っていた中で2021年の母の日の配信でライブ中メンバー加入の報せ。

こんなん泣くやん。ありがとうビスたん。

まあ私その日仕事終わったの23時でうっかりツイッターのトレンドで知ったので別の意味で泣きましたけどね。

人は偶像アイドルに還る

あくまでメイン現場はBIGMAMAですが、現在私はKolokolというアイドルのオタクもしています。
経緯はこちらに書かれているので気が向いたら読んで頂けると嬉しいです。

なんでKolokolにハマったかって多分ストリングスが入ったロックな曲がたくさんあるからですね。
よく考えたらうたプリも好きな曲ってなっちゃんの曲(ヴィオラが入ってる谷山紀章)が多かったわね……。
ヴァイオリンロック好きなことが証明されてしまった。

曲調とは別に気になっていたのがtimeleszさん(Sexy Zoneさん)でした。
経緯はこちらに

書きましたが、BIGMAMAボーカル金井政人が天空のロイヤルブルーからbirthdayまで作詞にて提供していることもあり、「金井政人作詞の曲を歌う人がこの中にいるかもしれないんだなぁ」と軽い気持ちで見たのがきっかけです。

いやぁ見事にハマってしまいましたね。
3次審査までの隔週配信というテンポの悪さで正直どうなることかと思ったところはありましたが4次審査から一気に面白くなりました。毎週配信になったのも大きいです。

最終回が配信される直前の2月15日の午前0時を回ったころに


FC入会してしまいましたね。
10年前のSB69にハマった頃の私に現STARTO社、しかもギリ年下の男性アイドルグループのFC入ったぞなんて言っても絶対に信じないことでしょう。
今もどうしてこうなった……?と思ってます。

(SB69でも明らかに社名をパロディしているジューダス社の社長が目をかけてる男子高校生バンドにも狂っていたので今更か……と思うことにしました)

メンバー分かる前なのは誰が入っても応援できる、それまでに落ちてしまった候補生の皆さん含め本当に良い人達だったと素直に思えたからです。

推しメンは佐藤勝利さんにしました。
単純に好きな顔なのと5次審査の「俺怒っちゃうかも」で推せる!と思ったからです。
前回のnoteで佐藤勝利さんのことを「故郷の同級生にそっくりで照れる」などと書きましたが、その後に自分と誕生日が一緒(10月30日)なことを知って更に照れました。

ところでBIGMAMAの推しは柿沼広也さん(写真真ん中)で、

ライブ後にもらったフライヤー。
金井政人さん何歳ですか?(39歳)

Kolokolの推しは真嶋このみさん(写真1番右)で、

去年5月のポスター

timeleszは推しメンを佐藤勝利さんにしつつ応援しているのは篠塚大輝さんなんですが、
私の好きな顔の系統…というか“輪郭”……もしかして分かりやすい……?
おかしいな、声で推しになってるはずなのになみんな丸顔だな……。

という訳で偶像アイドルコンテンツのオタクだった私がロックバンドと偶像異行頭ドラマーを経つつ巡り巡って3次元の偶像アイドルへ還る話でした。

ところで、
過去に色々あって絶対に「〇〇の人と繋がりたい」系のタグを使わないと決めているのですが、
ゆくゆくはtimeleszのライブも行きたいな〜ライブのお作法とかを教えてくれるセクラバ兼secondzの方と友達になりたいな〜という気持ちがあるので、なんというか、noteなりツイッターなり声をかけていただけると大変喜びます。

逆にBIGMAMAのライブ気になる!とかありましたら教えられることがあるかもしれません。

最後に(宣伝ばかりですみませんが!)

timeleszさんの新曲Rock this Partyがデジタル配信されるということで全力でSpotifyを回すので、どうかBIGMAMAの新曲Mirror Worldと旋律迷宮も回して頂けないでしょうか!?
(timeleszさんに作詞している)金井政人節全開の曲となっておりますので、タイプロから入ったsecondzさんも、ずっとお世話になっているセクラバでもあるsecondzさんも、何卒……。

それと寺西拓人さんが元カレだと言う人にお伝えしたいのですが、

たまたまこれを聴いたあとに佐藤勝利さんの「だから振られるんだよ」を聞いてしまい、解釈一致すぎて手を叩いてしまったのでこの曲も聴いてみて貰えると嬉しいです。

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