笑わせてくれる人≠面白い人
とある飲み会で好きなタイプの話になって、
「笑わせてくれる人がタイプです」って言ったら、
「あー、面白い人が好きっていう女の子多いよね〜やっぱり」
って言われた。
ちがう。わたしが好きなのは面白い人じゃない。
『笑わせてくれる人』だ。
多くの人がここを履き違えている気がする。
わたしを笑わせることなんて自転車に乗るより簡単なのに。
何かしたことに対してありがとうって言ってくれたり、
その服新しいね、似合ってる!って気づいてくれたり、
仕事頑張ったんだね偉いねって褒めてくれたり、
気づいたらシャンプー補充されてたり、
水垢がピカピカになってたり、
出張でお土産を買ってきてくれたり
スキンシップを多めに取ってくれたり、
会いたいとか素直な気持ちをちゃんと言葉で伝えてくれたり、
言い出したらキリがないが、
こういったことでわたしは笑顔になることができる。
よく恋人にする相手の基準として、「この人と一緒にいるときの自分が好きかどうか」を指標にするといいなんていう話を聞くが、
要はそれと一緒で、笑顔でご機嫌に過ごしている自分が好きなのだ。
だから女の子はみんな面白い人が好きなわけじゃないんだよ。
でもそれは腹捩れるくらい話が面白い人よりも、もしかしたら見つけるのが大変なのかもしれない。