お茶小ネタ 日本の陶磁器の歴史
せっかくお茶をやっているので、器にも詳しくなりたいな
なったらもっと楽しくなるんだろうなと、器の本を借りました。
「やきもの鑑賞入門」著:出川直樹氏 新潮社
一番興味深かった内容をこちらでご紹介。
こちらの本によると、日本の陶磁器の歴史は他に例を見ない特徴があるそうです。
通常、焼きものは
「土器」→「炻器(せっき)」→「陶器」→「磁器」
と進化する(強度が増し、使い勝手も良くなる)そうです。
そして、古いものは作られなくなるそうですが、
日本では炻器、陶器、磁器が併存しているとのこと。
他の国や地域では、作られなくなったものが、依然つくられ
モノによっては珍重されているって面白くないですか?
さて、炻器、陶器、磁器ってなに?という方もいると思いますが、
それぞれ、素材も焼く温度も、出来上がったあとの強度、叩いた音も違います。
現在、よく目にする陶器と磁器を簡単に(乱暴に?)言うと
分厚くてもろそうなのが陶器、薄くて丈夫そうなのが磁器 (だいたい)
本当に、乱暴な説明ですね。
陶器や磁器の違いについてはいろんなサイトで紹介されていますので
詳しく知りたい方はそちらをどうぞ。…スイマセン
(断りを入れるまでもなく、上記一切は個人的な見解です。
さらにいうと、お稽古を続ける中で、考えもまた変わっていくような気がします。)
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