No.0
午前零時
この坂を駆け上がったその先の
月が綺麗に見える場所に僕とあなたは向かっている
僕はある時誓った、
この燦々と輝くあなたを一番近くで見ていることを
だから、僕はあなたに夜に煌めく姿を見せたくて、
綺麗に晴れてる今日、月を一緒に見ようと誘った
そして、あなたは、二つ返事で快く誘いを受けいれてくれた
ほんとに嬉しいと感じた
これから見る、月や星を見てあなたはどう感じるのだろうか
僕はあなたが、これを見て、あなたが輝く力を少しでもあげられたら、とても嬉しい
また、
いつかあなたの輝きが
多くの人に届いて欲しいとも思った
そして、これからも僕が一番傍で見ることを改めて月に誓いながら、僕は坂を駆け上がっていく