ルール無用の幼稚さの事例:創作のための戦訓講義96
事例概要
発端
ルールのおかげでお前もそれをされずに済んだんだろ
— 軍師M (@gamechanger_m) July 30, 2024
サッカーで手を使わないの何で??とか騒いでるのと同じことじゃん pic.twitter.com/6ZgwmO5gKM
![](https://assets.st-note.com/img/1722648906431-wnaImyZg59.png?width=1200)
※ルールにより互いに「それをされない」という状態にも関わらず、一方的に自分がそれをできるがルールで封じられているという想定をする話。
剣道の場合
剣道してて「蹴れば勝てるのに」なんて考える人は、仮にキックが解禁されても普通に負けます。
— 八卦炮捶🇯🇵64LAB (@0054_yokohama) July 31, 2024
上位の競技者がルール変更に素早く対応し、剣道+キックのスタイルを先に完成させてしまうからです。
パンチや投げが解禁されても同じこと。 https://t.co/JwRB3uKtBS
剣道の場合、競技の上位者が大抵警察官や刑務官なので(弊県では今年のベスト8の内七人まで機動隊)逮捕術などをみっちり併修しているフィジカルエリートだから、ルール無用でやったら、単純に差が開くだけなんですよね…… https://t.co/MIIqWC03fD
— 橙。 (@orange_kinoko) July 31, 2024
※ルール無用ならそれに適したスタイルを上位者が先に確立するに決まっているだろ、という当たり前の指摘。
これを「じゃあ、自分だけキックが許されることにしよう!」とかいうのがある種の願望充足系小説だったのかな、とは思う。 https://t.co/VVwCbT4vUH
— Head (@head_s) August 1, 2024
※Web小説などで見られるある種の「幼稚さ」の形式のひとつが、こういう発想なのではないかという指摘。事例としては面白い。
個人見解補足
ルール無用なら勝てるのに、という妄想はありがちではあるが、今回はそれがどうして幼稚なのか、という点が分かりやすいため採取した事例。
いわゆるなろう系におけるチートなどが幼稚に映るのもこの辺の要因を含んでいそうだ。自分だけがなんでもありを通すことができると思っているという点で。