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紅葉"狩り"
木枯し1号が吹き冷えてきました。
紅葉が有名な山々は、色づき始めたと伝わって来ています。街中でも変化が見られます。
色付いて、枯れて、散っていく、晩秋の季節の到来です。
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ふと、紅葉を見に行くのに『狩り』という表現を使うのか?と疑問に持ちましたので、調べてみました。
紅葉狩りとは、野山に出掛け、色付いた紅葉を鑑賞して楽しむこと。
紅葉「こうよう」に「狩り」が付くと、「もみじがり」と読みます。
「狩り」は本来、「獣を捕まえる」意味なのに、紅葉だけは「鑑賞」の意味に使われています。平安貴族がこの使い方をした様です。
平安貴族は、歩く事は下品と考えていて、外出は牛車に乗っていました。しかし、紅葉鑑賞に牛車で山道を上るのは難しい。狩猟であれば、歩いて出掛けてもおかしくない、という事で「狩り」という表現が使われ始めたそうです。
平安時代は800年頃、今から1200年前。
1200年もの伝統行事です。
当然日本人のDNAの中に刷り込まれているので、見たくなるのでしょう。
今年は平安貴族の気分で、優雅に鑑賞してみてはいかがですか?
今日も読んでくださり、ありがとうございます。
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