肺移植を考える(1/2)
普段健康に暮らしていると、臓器移植など考える事ありませんね。たまにニュースで、海外移植された方の話題を目にするくらい(今年は海外における臓器あっせん事件が報道され注目を浴びましたが。。)基本的には身近な話題ではありません。
臓器移植とは、重い病気や事故等で臓器の機能が低下した人に、他者の健康な臓器と取り替えて機能を回復させる医療です。
善意による臓器提供で成り立つ社会性の高い医療です。
自分の死後に臓器を「提供する権利」「提供しない権利」、
移植が必要な重い臓器の機能不全になった時「受ける権利」「受けない権利」があり、自由に選択し尊重されます。
第三者の善意による提供がなければ、成り立ちません。
日本で臓器移植を希望して待機している方は16000人いるそうです。
実際に受けれる人は400人程度。希望人数を考えると40分の1ということになりますね。
アメリカで受けた場合の費用感。難しい手術であることが金額から見ても分かりますね。
・心臓移植 約1億8000万円
・肺移植 約2億円
・肝臓移植 約9000万円
・腎臓移植 約1800万円
間質性肺炎で肺移植の意志表示出来るのは60歳までです。
私は来年60歳になるため権利はなくなりました。
私は先生から肺移植も検討しては?と言われましたが、自分からお断りしました。
それで良かったか?悪かったか?
幸い移植を受けられたとしても、次に課題があります。
明日、そこを考えたいと思います。
肺移植を考える(2)へ。
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