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土用

今日は「土用入り」です。 7月19日から8月6日まで。

「土用」とは雑節のひとつで、季節の始まりである、立春、立夏、立秋、立冬、の前の18日間を指します。
(春土用、夏土用、秋土用、冬土用)

土用は「土旺用事」(どおうようじ)が縮まって出来た言葉です。

土旺用事とは、土の作用が強くなる季節。植物の種から実ができる様に、土は物を育成し、保護する性質があります。

土の作用によって変化する季節の変わり目を、土用といいます。

土用期間は、季節ごと過ごす場所を変える「土公神」が土の中にいる期間。土を動かすと、土公神の怒りに触れるため、土いじり(畑作業、草むしり、地鎮祭など)をしてはいけないとされています。

この期間でも、土公神が天上に出掛けるとされる「間日」は、土を動かしても良い日です。

土用期間にすると良い事
・心身をゆっくり休める。
・土用期間に良いとされる食材を食べる 夏は「土用の丑の日」にうなぎ。「う」のつく食べ物、瓜、梅干し、うどん、馬肉。黒い食べ物、黒鯛、ドジョウ、しじみ、なす、黒豆、黒砂糖、黒ごま。
・恵方参りに行く。パワーが高まるといわれてます。
 甲の方位(東北東やや東)。自宅から750m以上離れた神社、仏閣、教会など。


土用といえば、うなぎを食べる「土用の丑の日」しか知りませんでした。昨日、梅雨明け宣言もされ、暑い夏が始まりました。

身体も無理せず、旬の栄養満点の食材を頂き、夏の暑さを乗り越えましょうね。

 

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AKA
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