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Daily Standupが苦痛だ
タイトルに全てが凝縮されています。
別の投稿でも少し触れたのですが、当社は絶賛Agile化中。但し経験者は少ない。ということで、数少ないAgile経験者である上司が始めたのが、部のDaily Standupです。
これまで3ヶ月、長いものに巻かれる主義で黙って参加してきたDaily Standupですが、そろそろ物申そうかなと思っています。
苦痛なポイント
まず、15分で終わらない。この一点で私の苦痛の90%以上が説明できるのですが、30分ぐらいかかるのです。立ちっぱなし。辛い。
15分で終わらない理由は当然、
・話が長いから
・議論が始まるから
というありがちな2つ。
そして、いつの間にか予定シェアの会になっている。Yesterday/Today/Blockerのフォーマットに沿ってやっているのはよいのですが、YesterdayとTodayのところで予定表の内容を全部読み上げるのはやめたい。
それは予定表見ればわかる。
そもそもDaily Standupとは
もともとは多分スクラム開発におけるDaily Scrumなんだろうと思うのですが、それを部の運営に持ち込むっていうのがなかなかアグレッシブで私はそういうの嫌いじゃないです。
Daily Scrumの目的は、スプリントを1日の単位に細分化したときに前日の振り返りと当日の計画を行うことであるはずで、前日のレトロスペクティブと当日のプランニングを毎日行っている感覚で私は臨んでいます。
前日やったこと・今日やること・困っていることを共有するのはその手段であり、間違っても「自分はこれだけ仕事してるんだぜ」というアピールのためではないのです。
最終的な目標はチーム内の認識をあわせることと、チームが全力を出せる環境を整える(ための情報を知る)ことだと私は信じています。
Scrumチームの外でDaily Scrum?
Daily Scrumの意味は上述のとおりですが、部という単位、つまりスクラムチームの外でDaily Scrum的なミーティングをやる意味とは何ぞや、について考えてみたいと思います。
今のところ部内では、隣の人が何をやっているかが今までよりもクリアにわかるようになった程度の受け止め方しかされていないように感じます。それでも十分に意味があるとは思うのですが、ひとり苦痛と効果はかってみたら苦痛が少し重くて(←世代・・・)
やはりDaily Scrumのフォーマットを使うからには、部としての目標をスクラムチームの目標と置き換えて考えてみるのがよいのかな、などと思っています。
だとすると、まずはもう少し短期的な部のゴールが必要で、ゴールに向かうにあたり誰がどういう役割を果たすべきなのかも含めて、セットしなければならないはずです。
その上で、Daily Standupのフォーマットもこんな感じに解釈が必要かと。
Yesterday: チームのために昨日したこと
Today: チームのために今日すること
Blocker: 目標達成を妨げるものは何か
これがうまくワークすれば、部という組織の運営のためにDaily Standupが役立っていますと言える日が来るかもしれません。
それまでは意味なんてないかもしれないと思えるほど今は苦痛だけど。
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