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開発とオペレーションとマーケティングとお客様の板挟みになるプロダクトマネージャーという…

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開発とオペレーションとマーケティングとお客様の板挟みになるプロダクトマネージャーというお仕事をやっています。他に興味があるネタは旅行と育児。ヘッダーの画像はベルリンにある空っぽの書庫。

マガジン

  • 未経験者にAgileを教えた話

    新しい会社に入って、周囲のAgile未経験な人たちにAgileを教えた話。

  • プロダクトマネジメントお絵かき

    プロダクトマネジメントに関連する手描きの図などを含んだノートをこちらに追加していきます。

最近の記事

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私のキャリアに関する考え方とかいろいろ

Twitterでお題をいただいたので、私がキャリア積み重ねるにあたり大切にしていることを書いてみます。 お前らに私が定義されてたまるかというマインド多分根底にあるのはこのマインドだと思います。これを持ち始めたのは中3の頃。私は中高一貫校に通っており、高1から理系と文系に分かれるにあたって中3の時点で文理の希望を決めなければならなかったのです。 私は英語と国語の成績がぶっちぎりに良かったし数学がぶっちぎりに苦手だったので周囲は全員私が文系を選択することを期待したでしょうし、

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    • 人生で経験した最大規模の障害の話

      以前勤めていたことのある会社が毎年数回大規模なセールをやっています。一度この大事な時期にオンラインストアの障害を起こしたことがあって、心に深い傷が今も残っていますがそろそろ時効だと思うので傷をさらけ出します。 障害の原因まず、障害の原因はどんな角度から見ても私であり、そこは深く反省しています。 回避は難しかったと思いますが、後から振り返った時に回避のためのごくわずかなチャンスが2度ありました。 実はそれでも回避できなかったかもしれなくて、もしかしたらただ発生時刻を遅らせる

      • ウト株式会社を創業しました

        ※この記事は、私の起業記念note二部作のうちの第二部(やっぱりこっちもポエムになっちゃった…の部)です。事業にかける思いを真面目に綴ったら新作ポエムになりました。 ちなみに第一部はこちらです。 この度、ウト株式会社を創業しました。今日登記申請をしたばかりです。今は登記完了までのタイムラグ期間中なので「創業しました」と言い切っちゃっていいのか悩みましたが…無事に登記完了したら今日が設立日になるし、まぁいいかと思ってます。 創業の背景:DXの本質と課題ウトは体験と技術とオ

        • 人生の予定が狂った(起業します)

          ※この記事は、私の起業記念note二部作のうちの第一部(ポエムの部)です。第二部では事業にかける思いを真面目に綴る予定です。 起業します。突然ですが、この度キャディ株式会社を退職し、起業することになりました。 提供するのは、企業向けのDX推進サービスです。 私は10年以上にわたるプロダクトマネージャーとしてのキャリアを一旦ここで終えます。 もちろんプロダクト開発のバックグラウンドは私の強みですし、今後も時にプロダクト開発をすることもあると思います。ただ、「プロダクト開発

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        私のキャリアに関する考え方とかいろいろ

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        • 未経験者にAgileを教えた話
          6本
        • プロダクトマネジメントお絵かき
          3本

        記事

          リュックがほしくてXで情報収集してみたら良スレが爆誕した件

          発端私のリュックは古く、これまでプライベートでもビジネスでも、このリュックをいろんなところに背負っていきました。Eastpakというブランドのもので、それなりに丈夫で気に入っています。 ただ、私は押しも押されぬ(?)アラフォー。30代前半で買ったリュックをいつまで使っていていいものか。もう少しビジネスっぽい雰囲気漂うリュックを背負うべき年齢なのではないか。そんなことを考え始めたら新しいリュックを買う以外の選択肢がないように思えてきました。 しかし、実際にどういうものを買

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          働きたくない人の脳内

          これは私が普段いかに労働から逃げているかを示すものです。 前提となる考え方私は働きたくない。実際には仕事にやりがいを見出すこともあるので必ずしも働きたくないわけではないが、基本的には常に働きたくないと言っている。 ことプロダクト開発になるとこの傾向は顕著で、「何も作りたくない」「何も作らずにお金を稼ぎたい」などとよく言っている。プロダクトは作った瞬間に負債になる。世の中は絶えず変化・進化していくので、作った瞬間から陳腐化が始まる。それを防ぐために継続的なメンテナンスや改善

          働きたくない人の脳内

          デザインリサーチ、始めました

          こんにちは。プロダクトマネージャーだったはずがいつの間にかHead of Product Designという肩書を得てしまった私です。(相変わらずプロダクトマネージャーもやってます) この肩書を得てからの3ヶ月、ひたすら採用活動にいそしみ、まだこの肩書を渡せる方は募集中ではあるのですが少しずつ採用の手応えも感じ始めました。(繰り返しますがまだまだ募集中です!デザイン×組織運営に興味のある方を募集しています!) そして採用活動のほかにも、この3ヶ月でやったことがあります。そ

          デザインリサーチ、始めました

          プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネジメント

          何となくこれを書くべき時がきた気がするので書きます。 プロダクトマネージャーの仕事プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネジメントです。プロダクトマネジメントをしてほしいという期待があるからその人にプロダクトマネージャーというタイトルをつけているはずなので。 実際には組織構造によってはプロダクトマネジメントをしないプロダクトマネージャーがいるかもしれませんが、その場合も間接的にプロダクトマネジメントをしているはずです。いずれにしてもそれは例外的なので今回は一旦置いてお

          プロダクトマネージャーの仕事はプロダクトマネジメント

          CADDi DRAWERのプロダクトマネージャーはこんな人たち

          こちらはキャディの【うるう年キャディnote29連チャンリレー】企画で書いている記事です。 はじめに自己紹介キャディでプロダクトマネージャーをしている飯沼です。キャディには2022年9月に入社し、それ以来1年半ほど楽しく過ごしています。 入社当初はManufacturing事業で検査・梱包関連のプロダクトを担当していたのですが、半年ほど前からDRAWER事業本部に移りCADDi DRAWERを担当しています。 そのあたりの話はこちら。 プロダクトマネージャーの仕事とは

          CADDi DRAWERのプロダクトマネージャーはこんな人たち

          キャディのプロダクト開発のこれから

          こんにちは。キャディ株式会社でプロダクトマネージャー(とその他いろいろな仕事)をしている飯沼です。 この度、弊社はシリーズCの資金調達を実施しました。 私がキャディに入社したのは昨年9月でしたので、入社して10ヶ月ほどが経過したことになります。しかし、キャディでの日々があまりに濃すぎて、「あれ、私前回の資金調達の時まだキャディにいなかったんだっけ…?」と思うことが多々あります。まだ入社して1年経ってないって本当?(転職エントリを読み返してみてもやっぱり昨年9月入社で間違い

          キャディのプロダクト開発のこれから

          買ってよかったもの2022

          2022年もまた私にとっては激動の年でした。 ・久しぶりの海外渡航(US) ・仕事上とても尊敬していた人との突然の別れ ・転職 ・私以外の家族のコロナ感染 年が明けてしまいましたが、買ってよかったものを振り返ろうと思います。 過去記事はこちら。 ソーダストリームもともとは夫がお酒を割るために買ったのですが、結果的に私も気に入っています。 実は我が家、常に自家製レモネードがあります。個人的にはホットで飲むのが好きなのですが、夏にはやっぱり炭酸水で割って爽やかに飲みたいよね

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          地味PM、はじめました

          こちらは地味PMアドベントカレンダーの投稿です。 地味PMとは何?と思ったら、まずは永嶋さんによるこちらをご覧ください。 今日は地味PMについて私が最近感じたことを書きます。 地味PMになるのは簡単か今まで地味PMムーブをひたすら繰り返していた私は、「地味PMは大切だけど簡単な仕事だ」と思っていました。そもそもPMというのは地味な仕事であり、皆生まれながらに地味PMなのだと思っていました。 今なら言える。全くそんなことはないです。 転機は9月に転職をしたことでした。

          地味PM、はじめました

          私とpmconf

          pmconf 2022が終了しました。今年はオフサイトの交流会もあり、久しぶりに直接いろいろな方にお会いする機会があったというのが大きな変化だったと思います。これを実現するために動いてくださった運営の方々に本当に感謝しています。 ここで、誰に頼まれたわけでもないのですが、これまでのpmconfの思い出を書きます。 pmconfとの出会い私はpmconfには初回から参加…していたわけではなくて、私がpmconfを初めて知ったのは2017年でした。しかし当時は仕事の状況的に外

          私とpmconf

          3度目の転職をしました

          4年前、入社2日後に「入る会社間違えた!」と思い入社半年後から転職活動を開始した挙げ句に、その後「いつの間にか会社に惹かれていた私…」という少女マンガもびっくりな心情の変化に気づき全てのオファーを断り続けること3年以上。ついに転職することになりました。 どこへ?退職の話をしてからずっと次はどこなんだという話が出ていましたが、9月1日よりキャディ株式会社で働いております。最初にコンタクトしていただいたのがもう1年以上前で、その時は「いやいや全く転職なんて考えてないよ」と思って

          3度目の転職をしました

          PMとして大切にしていること

          大切にしていることはたくさんあって、そのどれかひとつでも欠けると全然うまくいかなくなっちゃったりするんですが、敢えてその中でも「これは常に意識してるぞ」というものをひとつ書きます。 クソだと思ったらクソだと言う以上、ありがとうございました。 いやマジでね、要望を受けたら脊髄反射で「はい喜んで!」って対応する人多すぎなのよ。脊髄反射をしていいのはそこじゃない、やり方のアイディア出すところだよ。(アイディア出しは脊髄反射でいいけど、最終的に決めるのはちゃんとステークホルダーや

          PMとして大切にしていること

          皆もすなるといふ退職エントリなるものを

          退職します。 いわゆる退職エントリを書くと多分私はいろいろなことを思い出してしまって、いい思い出で終わらせたいはずなのにいつの間にか怨念のこもった文章を書いてしまいそうなので、ちょっと違うことを書きます。退職するにあたって私の後ろ髪を引きまくった男についてです。 私の上司(テクノロジー担当VP)のA氏です。 A氏なる人思えばこの会社では非常に優秀な人に恵まれましたが、残念ながら私と合わない人に苦しめられたこともありました。合わない人のうちの1人が、A氏の前任者でした。な

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