雑貨屋さんのひとりごと#2 緊張するのは、頑張ろうとしている証拠
店舗運営歴18年目、イベント主催歴13年目、「雑貨屋AJUKAJU」の店主で地域活性イベント「雑貨村」の主催者であります松本です。こちらのnoteでは今まで業界で培ってきた経験をメモのように書き溜めていくことで、これから雑貨屋を開業しようとしている人や商売を始めようとしてる人たちのヒントになればと思い書かせていただいております。
本日は、雑貨屋として商売を始める流れの前に、まずは商売を始める前の心構え的な話をできればと思います。
雑貨屋さんはスモールスタートが容易なこともあり、始めるのは容易く、続けるのが難しい分野でございますので、心構え的な話を最初の方は進めていければと思います。ということで、第2回の本日は、イベント出店に挑戦するときに感じる「緊張」についてお話ししたいと思います。
私が以前、読売文化センターで雑貨開業の講師をしていた頃、受講生の皆さんにまず「イベント出店」をして体験を重ねることを進めていました。お店を持つ前に、ちょっとした出店を通してお客さんとのやり取りを体験してもらうことで、自信をつけてもらおうと考えていたのです。
ただ、受講生の方に、
「緊張してできないかも」 「恥ずかしくて無理かも」
そう言われることもしばしば、何も言わず空気感を出されるだけの方もおられました。
私も最初のイベント出店の時、初めて出店する場所でのイベントの時は不安や緊張は必ず感じます。その初志を忘れないため、今でも自分が知られていない場所に出店をするようにしています。先日の日曜日も初めて、骨董市への出店にチャレンジしてきたばかりです。
そんな緊張についてなのですが、今後、緊張した時に思い出してほしい言葉があります。
「緊張するのは自分を大きく見せようとしているから」
この言葉は、私が商売を続けていく中で大切にしてきたものです。
緊張しているのは、決して自分が弱いからではありません。それは、頑張ろうとしている証拠であると考えています。
★緊張は、頑張りのサイン
イベントに出店するとき、たくさんの人の目に触れることになります。
それに対して「自分をもっと良く見せなきゃ」と無意識に感じてしまうから、緊張が生まれるんです。でも、無理に大きく見せようとしなくても大丈夫。お客様は、あなたが自然体でいてくれることを望んでいます。逆にお客様の方がビビッていて、緊張して立っている出店者さんを見て、ぜんぜん近づいて来てくれないこともざらにあります(笑)
なので、自分はできるだけ自然体でいれるように努めてみましょう。
★イベント出店は、今の自分を知るチャンス
実際にイベントに出てみると、意外とみんな温かく接してくれます。お客様や近くの出店者さんとの会話を通して、自分の好きなことを共有できる喜びを感じることも多々あります。大事なのは完璧にすることではなく、まず一歩踏み出すことです。最初は不安でも、やってみると新しい自分を発見できるはず(*^-^*)
★緊張の向こうにあるもの
最初はみんなが同じように緊張します。でも、その緊張をほんの一歩だけでも乗り越えると、そこには新しい世界が広がっています。それが新しいことにチャレンジした証拠として自分の心の中に残るはず
お客様とのつながりや、あなたの作品や商品を見たときの反応は、きっとその緊張以上の喜びや学びを与えてくれるでしょう。その一歩が、大きな自信につながります。
雑貨屋さん開業を目指しているなら、ぜひイベント出店をしてリアルな繋がりを構築してみましょう。その際、ネット販売やSNSなどをしてると自分の説明がしやすくなったりもします。今後、そんな話もしていく予定です。
今後ともよろしくお願いいたします(*^-^*)
【画像について】画像は私が一番最初にイベント主催をさせていただいた大阪は堺市にあるハーベストの丘でのイベント風景です。この画像の開催時で12年目となりました。
雑貨村主催
雑貨屋AJUKAJU店主
松本達洋
▼雑貨村のイベント情報はこちら
https://ajukaju-zakka.shop-pro.jp/