見出し画像

紙に書くことでしか得られない生きる喜び

空には、もうすぐまん丸になりそうなお月様。

熱々のルイボスティーと、ラベンダーのアロマオイルの香り。新しく導入したヘッドフォンでブンブン低音の効いた音楽に浸る夜。

控えめに言って、至福だ。

紙に今日あった良いことをつらつらと書き出す。
うんうん。そんなことがあったね。
明日も頑張れそうだねって、自分を労る時間。
紙に書いた私の日々を振り返ると、そこには「生」を感じる。

「紙ならでは」、「手書きならでは」の良さってあるよね。

では今日は気分で、私が日々使っているお気に入りのノート達をご紹介しようと思う。まずはこちらの3冊。

私の日々や心と向き合うノートたち

一番左のノートは、雑記用。
日々のことや心のモヤモヤなど、なんでも書きまくるノート。自分の思考をひたすらノートに話しかけるように書いている。
「あー」とか「うーん」とか、「うわーー」とか、思考と思考の間もそのまま記すスタイル。ネガティブな思考も沢山書いて書いて、吐き出しているよ。ノートの始まりの方はどんなことも丁寧な字で書いているけど、段々と字の揺れで感情が伝わるようになっているのが面白い。

一方で「PENCO」と書かれた真ん中のノートは、より高位のノートとして位置づけてる。左のノートに書くなどして濾過された私の思考や心の声、そして自分なりの名言みたいなものを記している。必ずポジティブな形で終わるようにしていて、モヤモヤは残さない意識で書いているよ。毎日書くわけじゃないけれど、強くて明るい意志と共にその日を締めくくるのがお決まり。写真では分かりにくいけどかなり厚いこのノート、我ながら良い使い方を見つけたと思ってる。使い始めたのは割と最近で、まだ序盤の序盤。最後まで丁寧な字を貫きたいな。このノートが埋まる頃には、私だけの素敵な名言集が出来上がっていると思うとワクワクする。

一番右は、来年のスケジュール帳。私は必ず毎年ウィークリータイプを使ってる。これは無印良品で購入したもので、今回は思いきって赤にしてみた。奮い立って頑張れそう。マンスリーのページで満月や新月が一目で分かるのもポイント高い。このスケジュール帳は12月始まりなので、もう予定を書き始めていて、来年に向けて既に心が沸き立ってきている。これまではスケジュール帳に色ペンは使わなかったのだけれど、最近は予定に色を添えるようにしてみた。カラフルで楽しい。ちなみにスケジュール帳には、出先での気づきや思考を書くこともある。

こんな感じで、私の日々にはノートというとても心強いお友達がいるのだ・・・!何にしても、紙に書くって楽しいし心地良い。ペンを走らせるという感覚が良いんだよ。この感触。ずっと文字を書いていたい。

続いて、創作に使っているノートも紹介しちゃおう。

創作ノートたち

真ん中の黄色いノートから紹介しよう。このノートは、創作の始まりに使うノートで、主に一番最初に降ってくるアイディアを書いてる。こんな雰囲気のものが書きたい!とか、こんなメッセージを伝えたい!とか、主人公の名前はこれ!とか、インスピレーションの始まりを記すのに使うことが多いよ。実は、前まで使っていた旧筆名が表紙に書いてあって少し恥ずかしかったので編集でマーカー引いた。

次に左の大判ノートは、さらに詳細にどんな小説を書きたいか、を形にしていくノート。付箋に場面のイメージを書いてポンポン貼ったり、図を書いて物語を見える化したりしてる。キャラクターの肉付けから物語の骨組みまで色々。広いスペースを自由に思いっきり使えるのがとてもいい。

右上のノートは、主に執筆途中に使う思考ノート。創作する上でのジャーナリングみたいなことをするのに使ってる。気づきとか、こういう所に気をつけて完成させたい、とか、今の小説は俯瞰すると多分こんな状態だからもっとこうしていきたい、とかそのようなことを書いている。このノートは岡本太郎美術館でゲットしたロルバーン。かっこよくてとっても気に入ってる。

そして、右下のノートは、東京ステーションギャラリーのジャン=ミッシェル・フォロン展に行った時に買った小さなノート。素敵な絵。実はまだほぼ使えていないのだけど、ファンタジーな空想や楽しいアイディアを書くのに使っていきたいと思ってる。

こんな感じ!私の性格上、実際そこまで厳密に使い分けられているわけではないけれど、それぞれが良い役割を果たしてくれてるし、これからもっと活躍してくれるだろうなと思ってる。

でも個性豊かな創作ノートたちは、正直まだまだ使い倒せていない感がある。創作よりも自分自身と向き合っちゃうことが多くて・・・。そう、ほんとにここ2年くらい、不思議なくらい自分と向き合ってるなぁ。でも、どんな向き合いも私の道のりに必要なことだからいいね。

でもやっぱり創作ノートにもっともっと書きまくって、悩んで、私の、橋田エミル(筆名です)の跡を残したい。

そろそろ次の執筆にも本腰を入れ始めようという頃。頑張っていこう。

と、言ったところで寝る時間になってしまった。

最後に、今日思ったこと。

自分と向き合ってたくさん心を濾過した私は、
元気で自由で、ワクワクに満ち溢れてるな。

わお。なんと素敵なことだ。

では、おやすみなさい。


いいなと思ったら応援しよう!

この記事が参加している募集