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内向的でネガティブな自分で生きる

私は自分のことを内向的な人間だと思っている。
家やカフェで一人の時間を過ごすことが好きで、賑やかな場所が得意ではない。感情をむき出しにして、思っていることをすぐに言葉にして表現するタイプでもないし、友人や同僚と盛大な飲みの場を開くタイプでもない。

外交的な人間になりたいと思っている訳ではないが、多種多様な人と交流して、その場その場を目一杯楽しんでいる人を見ると羨ましく思ったり、憧れたりすることもある。

少し前に岡本太郎さんの「自分の中に毒を持て<新装版>」を読んだ。
本の中で特に印象に残った文章がある。

生きるということを真剣に考えれば、人間は内向的にならざるを得ないのだ。という言葉だ。

君は内向的な性格であるが故に、その分だけ真剣に今の現実に向き合っているのだと肯定してくれている気がした。

取るに足らない小さなことを、とても大きなことのように考えてしまって、うまく寝られない日も少なくない。人生をうまく進めている人を妬んでしまったり、自分はいつまで燻っているんだろうと思ってしまうこともある。

だけど、そんな負の感情が溜まりに溜まっているからこそ、爆発的な正のエネルギーに変わり、自分の頭で考えた自分だけの行動を起こすことができると思う。こうやって文章を書くことができる。

毎日を真剣に生きている、そんな健気な自分を一先ず信じてみる。


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