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「お彼岸」は亡くなった方に最も思いが伝わる日。

「暑さ寒さも彼岸まで」とよく言われます。ボクは石屋になるまで、このよく聞く「お彼岸」については「お参りに行く日」…ってことくらいは分かっていましたが、実際どんな日のことか、正直あまり詳しくは知りませんでした。でも、詳しく教えてもらったり調べたりして、知れば知るほど、この「お彼岸」って、めっちゃステキな日だ!ってことが分かったので、できるだけお伝えしたいと思っています。

「お彼岸」は年に2回あります!

春が「春分の日」、秋が「秋分の日」を中日として、その前後3日間 合わせて7日間ずつを「お彼岸」といいます。特に「秋分の日」は「国民の祝日に関する法律」で「祖先をうやまい、なくなった人々をしのぶ。」日とされているんです。こんなことが法律で決められているのってステキだな…と思ってます。

なぜ「春分の日」と「秋分の日」が「お彼岸」と言われているのでしょうか?それは、「春分の日」も「秋分の日」に共通する「太陽が真東から登って、真西に沈む日」だということが理由です。

ご先祖様のいる場所は「彼岸」と呼ばれていて、遥か西の方にあると言われています。一方、私たちがいる場所は「此岸(しがん)」と呼ばれていて、東にあると言われています。なので、「太陽が真東から登って、真西に沈む日」である「春分の日」と「秋分の日」は、「ご先祖様や亡くなった方と最も近くなる日で、最も思いを伝えやすい日」とされているんです。

「お彼岸」といえば…「ぼたもち」&「おはぎ」!

「お彼岸」にちなんだ食べ物と言えば「ぼたもち」と「おはぎ」です。この2つは、実は全く同じ物。春と秋のそれぞれの「お彼岸」の時期に咲く花から名前が名前がついていて、時期によって呼び方が変わります。春の「お彼岸」には牡丹の花にちなんだ「ぼたもち」。秋の「お彼岸」には萩の花にちなんで「おはぎ」と時期によって呼び方が変わります。ぜひぜひ、今日から始まる「秋彼岸」の間に、おはぎを食べてみてくださいね。

そして、ぜひぜひお参りに行ってみてください。なかなかお墓には行けない…って方やそんな場所がない…って方もおられるかも…ですが、「お彼岸」は「ご先祖様や亡くなった方と最も近くなる日で、最も思いを伝えやすい日」です。その場からでもいいので、ぜひちょっと時間をとって、ご先祖さまや亡くなった方に手をあわせる時間を作ってみてくださいね。

庵治石細目「松原等石材店」 3代目・森重裕二

誰かに「お彼岸」のことを説明したくなったら…こちらの資料をお使いください!
https://lifejacket-santa.com/wp-content/uploads/2024/09/higan.pdf

YouTubeやVoicyでも説明しているので、よかったらこちらもぜひ!
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