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逃げる:なぜ逃げないについて考えてみた4


13のあらすじ

あじさいの疑問
「なぜ、雷がゴロゴロなったとき人はすぐに避難するのに、大雨が降っているとき人はなかなか逃げないんだろう……?」
「逃げろとテレビで言っているのに警報出ているのに、どうして逃げないのだろう……?」
 近くにあるものが自分にとって危険になりうると思っていない。
→これには3つの理由がありそうだ……

前回の内容はこちらから↓

こんばんは、あじさいです。今週は仕事が3日だけでしたので、なんだか濃密な時間を過ごした気がします。

さて、「なぜ逃げない」について考えてみた、今回が最後です。
意外にもその4まで続いてしまいました。

注意⚠️:これは、あじさいが「考えてみた」というものであり、正解か不正解かというものではありません。もちろん他の考えもあると思いますのでその辺ご了承くださいね。

(おさらい)近くにある危険が自分に結び付かない3つの理由

1.家の近くの川や山で今までに危険な目にあっていない
  もしくは災害があったこと自体を忘れている
2.河川に関してはこれもあるかもしれない、「堤防あるから大丈夫」
3.家は安全であると思いこんでいる、家は安全であると思いたい

はい、今日は残りの3について考えてみたいと思います。

ところで、みなさん、覚えていますでしょうか?

……突然ですが、自分が住んでいる家について考えたとき、何を感じますか。家って多かれ少なかれ、外よりもリラックスできる場所であるかもしれません。たくさん家族がいらっしゃっても、例えばお風呂でリラックスできる、ベッドや布団ではお落ち着ける安心をもたらしてくれるものかと思います。私は、家でぼーっとしているときに脱力して安心を感じますし、テレビ見て日本酒を飲んで美味しいものを食べてリラックスします。……

はい、このシリーズの冒頭で家を考えると何を感じるか?と質問しました。
少なくとも外よりは安心が得られる、そんな場所ということでした。

安心安全

残念ながら、

走だ!

です。つまり、

野っとイコール

ということになります。


家は安全であると思いこんでいる、家は安全であると思いたい

安心とは、 気にかかることがなく心が落ち着いていること。(goo辞典)
安全とは、危険がなく安心なこと。傷病などの生命にかかわる心配、物の盗難・破損などの心配のないこと。(goo辞典)

家って、場合によっては先祖代々、もしくは何十年も住んでいて愛着があったり、故郷という言葉が当てはまると思います。故郷帰ってきて、ほっとするという感覚、確かにあると思います。これって、安心、心が安らいでいるという状態ですね。

残念なことに、安心を感じていてもそれは場所や家や周りの方などに対する安心であって、自然災害に対してではありません。

安心ということが、本当は故郷や周りの人たちに対してであったのに、いつのまにか全て安心!というように一般化されてしまっているのではないかと思うのです。

では、安全であってほしいって?

人間、とても大切なものはいつまでも持っていたいし、大切にしたい、変わらないカタチでそこにあってほしいと願ってしまいますよね(願望です)。

きっと、「安心したい」が無意識に「安全だ!我が家は安全である」と思いたい!につながるのだと思います。かつては安全であっても、これからは気候変動の影響で安全が過去形になること、十分にあり得ますし、実際に起き始めています。残念ながら、これが現実だと思います。

じゃあどうすればいいの?

はい、家を客観視するということが必要になると思います。
落ち着いて、できれば、屋外でコーヒーのみながらハザードマップを見てみましょう。地図で見つけた自分の家、そのとき自然災害の状況はどうですか?本当に安全と言えますか?

愛着がある、心できる場所だからこそ、その安心が失われないように一旦冷静になること、今私たちが出きることだと思っています。

冷静に確かめよう

あじさいの余談
あじさいの祖父母は北海道に住んでまして、やはり私にとっては自然が多くて大きな川があるとても安心できる場所なんですね……大きな川?すぐ近くに1級河川がある場所です。今更ながら、地名も川に関する地名でした。

氾濫!?ということでハザードマップを見たら、なんとか大丈夫なエリアでした。これで安全そうであることが確認できました。何かあれば2階もしくは親戚の家に避難できるので良かった…もう高齢なので、さすがに心配。。

まとめ

最後に一度まとめます。

雷がゴロゴロなったとき人はすぐに避難するのに、大雨が降っているとき人はなかなか逃げないんだろう?

「そもそも、自宅が危険であると思っていない」

その理由は以下2点

1. 危険なものが何かわかっている
2. 自分にもその危険が及ぶことがあることを認識している
(危険と自分が結びついている)

1はOK。じゃあ、2が結びついていない理由って?それは、以下3つ。

1.家の近くの川や山で今までに危険な目にあっていない
  もしくは災害があったこと自体を忘れている
2.河川に関してはこれもあるかもしれない、「堤防あるから大丈夫」
3.家は安全であると思いこんでいる、家は安全であると思いたい

最後までご覧いただきありがとうございました!
明日は、やっと届いた定額給付金で購入したものについて、お届けします!

あじさい

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