2022年5月に読んで面白かったマンガ!
意気揚々と書いてたら一回消えまして……
noteではこれまであんまりなかったんですけど、要するになにかの拍子で上からペーストしちゃったようで、まあ自分のせいですよ。はは。
そんなわけで申し訳ないながら簡易版ということでお願いいたします。
あ、基本的にマンガの話はこちらのツイッターでしているので、興味ある人はフォローしてやってください。
でーじミーツガール
絵が好き。線が好き。沖縄の大自然に怪異がでてくる感じが大好き。
もとは中身90秒のショートアニメ。そのキャラクター原案などを担当した丸紅茜先生がコミカライズしたもの。沖縄の小さな個人ホテルに起こるちょっと不思議なお話です。
丸紅先生が5月で活動を終わる……とのことで、これがほぼ最後の作品ということでしょうか。これ1冊でちゃんと終わってはいますが、続き読みたかったです。
百貨店ワルツ
もとは同人誌ということで、商業では考えづらいようないい意味でかたよった愛の塊を見ることができます。
20世紀初頭の架空の百貨店「三紅百貨店」が舞台のイラストとマンガたち。マンガだけでなく、ポスターや包装紙のデザインなどが掲載されてい、レトロモダンでおしゃれでかわいいをこれでもかとばかりに堪能させてくれます。最高なんでみんなも買いましょう。
瀬文麗歩のイイ奇聞
「コメディ×ホラー」と、最近わりとよく見るジャンルな気はするのですが、ちゃんと怖くてちゃんと面白い、っていう両極端にきちんとふれる作品はわたしは他には知りません。読んでないだけであるんだと思いますけど。
そんな難しい作りを毎回毎回やるのですから、すごいことです。今のところあんまり見つかっていない気がするので、ぜひとも皆様にも気にかけていただいて人気作にしてください。
言葉の獣
1話が出た段階から話題だった「言葉」に注目したマンガ。
「言葉」を獣の形で見ることができるという奇抜で大胆な発想。視覚的に表現するというマンガの持つ力をもって、文芸に切りこんでいくようなマンガです。
SNSが出てきたり、へんに文芸ぶっていない感じも今風。「言葉」に興味がある人、「言葉」が好きな人、「言葉」を仕事にしている人などは、このアプローチはしびれるものがあるはず。
劇光仮面
『シグルイ』などでひとつのジャンルを築いたといってもいい山口貴由先生の最新作。特撮とそのスーツをテーマとした現代劇。
好き嫌いの別れそうな作品ではなりますが、なにかが起きそうな気がする……という独特の緊張感が全編にあふれていて、まだ大きくはなにも始まっていないはずなのに今後の顛末が気になって仕方がない。これが力量が高いってことか、と思うなど。
緑の歌 - 収集群風 -
台湾の人気イラストレーター高妍先生がビームで連載していた作品。
はっぴいえんど『風をあつめて』。村上春樹『海辺のカフカ』『ノルウェイの森』。岩井俊二『リリイ・シュシュのすべて』。ゆらゆら帝国『バンドをやってる友達』。細野晴臣。
このあたりが気になる人は手にとって損はありません。
舞台は台湾ながらも、上記したような日本のコンテンツが多数出てきて、主人公の恋を彩ります。上下巻なのでお気軽に読んでみてください。
あとはもう割愛。
面白いマンガも沢山あったんですけど、もう限界です。『おとなのずかん改訂版』とかね。もう6月も1週目が終わっているし、月日はほんと飛ぶように過ぎていきますね。
また沢山マンガを読みましょうか。
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