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幸せは「薄味」がいい

人生に「充実感」を求めすぎると、大抵おかしなことになる。

毎日、


すげーいいことがあった、とか。


すげー成果をおさめた、とか。


すげープロジェクトを受注した、とか。


すげーいい出会いがあった、とか。


すげー給料が上がった、とか。


すげー大金手に入れた、とか。


すげーみんなに褒められた、とか。


すげー表彰された、とか。


すげーチヤホヤされた、とか。


すげーうまいフレンチ食った、とか。


すげーうまい寿司食った、とか。


すげー論文が書けた、とか。


すげー資格に合格した、とか。


すげーいい記事がかけた、とか。


すげー体重が落ちた、とか。


すげーチケットを手に入れた、とか。

そういう、「すげーこと」ばかり起こる日を追い求めると、大抵おかしなことになる。

そうやって毎日毎日を、

なんつーか「キラキラした出来事」とか、「人が羨むような出来事」とか、「誇らしい出来事」とか。


そういうので全部埋め尽くそうとすると、大抵おかしなことになる。

殆どの日はね、


別にこういう、すげーいいこともないけど、かと言って、めちゃくちゃ嫌なこともない。


殆どの日は、「普通の日」なわけよ。

極端に「+」でもないけど、極端に「-」でもない。


ま、中には毎日ジェットコースターみたいな生活送ってる人もいるかもだけど、


でも、殆どの人は、まぁ年間360日くらいは「普通な日」なわけよ。「ありきたりの日」なわけよ。


んで、そういうときに、たまたまネットやテレビや新聞なんかで、目にした「派手に活躍してる人」を見ると、


急に今の自分がショボく見えたりするわけよ。

なんか虚しくなって、自分がスカスカな気がして、何かでその隙間を埋め尽くそうとするわけよ。

でもね、


もう、そんなに毎日を「充実」させようと思わなくていいから。


もう、そんなに隙間を埋めて、心の空白を埋めて、毎日を「満たそう」としなくていいから。


もっと、「スカスカな毎日」でいいから。


もっと、「スカスカな毎日」があったっていいから。

そんなスカスカな毎日から、


「ああ、実はこんなところに、『薄い幸せ』があったんだな」と、そういう発見ができるようになると、

自分が追い求めていたのは「幸せ」ではなく、ただの「刺激」だったんだと、分かるようになるから。





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