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調子が悪くなって気付けること

体調が悪かったり、
気分がすぐれないときは、

仕事や家事に支障がでそうで不安にもなるけど。


でも、本当に不調のときって余計なことはせず、

必要最低限度のことしかしようとしないし、
普段は頼らないまわりの人に頼ったりもする。


そして、結果として、

「あ、別にこれでもいいんだ」

「あ、大丈夫なんだ」

って思えることも多かったりする。


常に健康体でやる気に満ち溢れていると、

そもそもこういう「不要なこと」や、

「周囲のやさしさ」なんかに気づけないわけで、

そういう意味だと調子が悪くなるときって、

ある意味必要なことなんじゃないかと思えてくる。

浮き沈みが激しいということそのものは

別に悪いことでもなんでもなくて、

大切なことは、

沈んでいるときに「別に沈んでいるときがあってもいい」そう思えるかどうかだと思う。


当たり前の話だが、

「沈む」ということは、
そもそも「上がっていた」から「沈む」のであって、ずっとそこにいるわけではない。


底辺にいるときの状態だけを切り取って、

今の自分がダメだダメだと責める必要はないし、

「ま、そういうときもあるわな。自分繊細な心の持ち主やから」

くらいで、ゆるーく自分にOK出しておけばそれでいい。


ここが受容できると、しかるべきタイミングで今度は勝手に浮上してくる。


上がったり下がったりするのは、

人によって振れ幅が異なるだけで、これそのものは人間として当然の症状だ。


仮に、毎日上がりっぱなしのハイテンションな人がいたら、

それはそれで鬱陶しいので個人的には、遠慮したい相手だとぼくは思っている(笑)


だから、

上がっているか下がっているかという「今」の状態にいい悪いのジャッジをするのではなく、

ただ、「あ、今はこの位置に自分はいるんだな」と、客観的に自分を観察するだけで十分。

寧ろ、

沈んでいるときの方が色んな気づきがあったりするから、人生ってやつは本当に面白いのだ。


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