○○だから、○○しなければならない
男だから、
お金を稼がなければならない。
女だから、
家事をしなければならない。
親だから、
子どもをきちんと教育しなければならない。
子どもだから、
大人の言うことを聞かなければならない。
上司だから、
部下を育てなければならない。
部下だから、
上司をたてなければならない。
店員だから、
顧客に感謝しなければならない。
客だから、
店のルールは守らなければならない。
新人だから、
誰よりも早く来なければならない。
先輩だから、
新人の見本とならなければならない。
「○○だから、
○○しなければならない」
世の中は、
こんなメッセージで溢れている。
先日もネットで、
「母親ならポテトサラダくらい作ったらどうだ」
と、高齢の男性が、
幼児連れの女性に言ったことが、
話題になっていたけど。
こういう、
「○○だから、
○○しなければならない」
という考え方は、
日常的にこびりついている。
一回こびりついた、
「考え方」という垢はそう簡単には取れない。
取れないうえに、
そう言ってる本人も、
実はその「理由」が、
あんまり分かってなかったりする。
ただ、
何年も
何十年も「そういうもんだ」と
抱えて生きてきただけで。
自分も、
他の誰かに
そう教えられてきただけで。
「なんで?」って聞かれても、
最終的には、
「そういうもんだから」
としか言えなかったりする。
そして、
自分は、
「○○だから、
○○しなければならない」
と主張する割には、
それを、
他の誰かに主張されるのは、
めちゃくちゃ嫌だったりする。
人は、
自分の考え
自分の価値観
自分の正義
これこそが「正しい」と考えてしまう。
唯一無二の「正しさ」だと思ってしまう。
世の中には「正しさ」は一つであると、
それは、
自分の持っている「正しさ」だと。
でも、
本当はそんなことはないんだよね。
「正しさ」とは、
その人にとっての「正しさ」であって
世の中には人の数だけ、
「正しさ」が存在している。
自分がずっと抱えてきたように、
他の誰かも同じように
「正しさ」を抱えて生きてきたし、
これからも抱えて生きていく。
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