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【アジケデザインラボ】価値仮説、構造化シナリオの作り方を学ぼう!

こんにちは、アジケ『デザインラボ』チームです。
前回の記事では、記念すべき第1回目の企画として「ペルソナ」をテーマに開催したワークショップの内容をお伝えしました。
今回は、先日開催した第2回目のワークショップの取り組みについてご紹介します!

『デザインラボ』チームとは、アジケ組織全体のスキル底上げのため、学ぶ機会の企画〜実施までを牽引するチームです。
メンバーは、現場で活躍するUIUXデザイナーやディレクター/UXデザイナーのメンバーで構成されており、プロジェクト以外での学ぶ場を提供し、主にUXデザインの領域について現場で活かせるスキルや手法を学び得ていただこうと、2023年7月より発足しました。

第2回目の学びのテーマは「価値仮説」「構造化シナリオ」

第2回目は、「価値仮説、構造化シナリオの作り方を学ぼう!」と題して 「価値仮説」「構造化シナリオ」をテーマにワークショップを開催しました。

本ワークショップのゴールは「価値仮説及び構造化シナリオを作る意義を理解し、これから作るサービスの価値の言語化ができる状態」とし、新規サービスの立ち上げといった新しい価値を創出するプロジェクトに活かせる手法を楽しく学べるワークを目指しました。

ワークショップのアジェンダ
ワークショップでできあがるもの

まずは座学で基礎知識のインプット

はじめに、座学で価値仮説と構造化シナリオについての基礎知識のインプットを実施しました。

1)価値仮説とは?

価値仮説とは、プロダクト/サービスがユーザーに提供する価値を言語化するためのツールになります。「誰の、どんな欲求と課題を、どんな方法で解決するのか」を端的に伝える際に役立ちます。

価値仮説とは

2)構造化シナリオとは?

構造化シナリオはシナリオの記述法の一つであり、ユーザーの「本質的な欲求」を満たすシナリオを3段階に分けて考える手法です。
理想のあるべき姿をシナリオで描くため、今までにない新しいWebサイトや製品・サービスを企画提案する際に向いています。
以下の3つのシナリオを記述することで、本質的な欲求を満たす価値からそれを満たすための行動、そしてどういった操作を行うのかを洗い出します。

価値のシナリオ:「本質的な欲求」=「価値」を満たすシナリオ
行動のシナリオ:ユーザーが「価値」を満たすために行動するシナリオ
操作のシナリオ:ユーザーが「行動」に伴い機器・画面等を操作するシナリオ

構造化シナリオとは
構造化シナリオの進め方

ワークショップで実際に作ってみよう

さて、気になるワークショップのお題は・・・
「ママ友同士が繋がれるマッチングアプリ」です!!
ママさんにしかわからない子育ての悩みを、ママ友同士が繋がることで解決するためのサービスを考えるのが今回のお題となります。

ワークショップのお題

まずは各自でペルソナを確認し価値仮説を作成したのち、チーム内で一つの価値仮説にまとめます。
その価値仮説をベースとし、構造化シナリオは、価値のシナリオ、行動のシナリオ、操作のシナリオを各自で作成いただきました。
各チームの作業はMiroを使用し、オンラインでの共同作業でワークを進めました。

実際の作業画面

ワークショップ後は、チームごとに作成した価値仮説を発表しました。
ペルソナと似た境遇で日々奮闘しているママさん社員がいるチームでは、経験に基づく視点から鋭い仮説が生み出されていたのが印象的でした。流石、、!

実際のチームごとの発表の様子

実際のプロジェクトからノウハウを学ぶ

発表後は、実際にあったプロジェクトで価値仮説を作成したことがあるメンバーから、ノウハウを共有していただきました。
ペルソナと合わせて価値仮説をプロジェクトの序盤でしっかりクライアントとすり合わせておくことで、新しいサービスで提供したいコア体験やコンセプトをスムーズに定義できたそうです。
また、後の要件定義やUIデザインフェーズにて軸がぶれることなく進められるなど、丁寧に「価値仮説」を立てることの重要さを改めて学ぶことができました。

メンバーからの事例紹介

また、今回ご紹介した構造化シナリオについても、新しいサービスを検討する際は積極的に活用していきたい手法です。
気になる方はこちらの書籍を是非チェックしてみてくださいね。

第2回のワークショップを終えて

参加してくれたメンバーから以下のようなコメントをいただきました。
第1回目同様、沢山の感想をいただけてとても励みになります、、!

  • フレームワークがあったので作業・検討がしやすかった

  • 最終的にサービスの具体的なイメージが湧くことができた

  • いろんな人からいろんな意見があって、それをどうマージしてデザインするのかにワクワクできた

  • 価値仮説を具体化するためのステップが言語化されていて、アプローチ方法として非常に勉強になりました。採用でも転職理由の価値から再現できそう

  • 構造シナリオは初めてだったのですが、少しずつ具体に落としやすくて実際にサービスのUIを考えていくのに役立ちそうだなと思った!

  • あまり製品の特徴のアイデアの発散・収束まで考えられなかったが、ペルソナの属性からどう価値を定義するかというプロセスや定義の仕方は他の人の意見で自分では気づかなかった部分があり参考になった

デザインラボチーム今後の活動

次回は12月開催を予定しております。2023年もあっという間に年末ですね。
今年最後のワークショップは、「アジケの担当案件をみんなで共有する会」
を企画しています。
お楽しみに!

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