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猿とバトルかも知れない~茂庭広瀬公園キャンプ場

〒960-0271 福島県福島市飯坂町茂庭広瀬前1−2
茂庭生活歴史館(024-571-7702)にて受付
要予約 冬季閉鎖 無料 車両乗り入れ不可
 徒歩5分に「もにわの湯」9:00~21:00 250円
 石鹸・シャンプーは備え付け無し

福島市近郊ではいちばん混むキャンプ場かも知れない。BBQ場も併設しているので天気がいい週末は賑わっている。と言っても平日はガラガラで当日ライブカメラを見てから出かけても断られたことはなく、平日の完ソロ率は高い。

ダム下のキャンプ場で時としてダム風が強く吹くこともあるけど、駐車場も近く荷物の運搬も楽なのでグループやファミリーも設営はしやすい。
だからというわけではないのだが、月曜日に行くとBBQのカマドの中には使える炭がいっぱい残ってたり、使いきれなかった市販の薪などが残っていて都合がいい。

ある日の収穫 炭・薪・網・魚すくい網
山菜も1人分くらいなら楽勝 フキ・ヨモギ・タラの芽

キャンプ場内では薪は拾えないが、茂庭神社の奥まで行けば伐採済みの杉があるのでノコギリと括るロープを持って散歩するのも日課になっている。茂庭神社からもう少し足を伸ばして廃道を進むと、シーズンが合えば大量のタラの芽もゲットできる。

広いキャンプ場にソロが二人だけ、その二人が共にHusky Fighterという珍しい経験をしたのもこのキャンプ場だった。その後、秋田の三崎公園キャンプ場でも同じ経験をしたのだけど、混んでるキャンプ場で同じテントで被ったことがないのに、よりによって2張りしか無いときばかり被るHuskyユーザーの不思議だ。

Husky Fighter 色違い

このキャンプ場の最注意事項は『猿』だ。
夏の間は山奥にいてキャンプ場には現れないのだが、晩秋になるとキャンプ後の残滓を拾いに降りてくる。朝の早いうちから杉林がギャアギャアと揺れ、キャンプ場を集団で横断して川沿いの木に登って揺らしたりする。
撤収が終わったサイトには集団で集まり残滓を探し始め、こっちのサイトを「早く出ていかんかねー」と睨んでたりもする。
これが意外と怖い。視線が合って猿の意がわかるだけに、けっこうな恐怖感だ。人がいなくなってからしか侵入はしてこないと思うけど、もし集団で押し寄せてきたらと思うとホント恐怖だ。

空いたサイトで食料を探してる
遠巻きにサイトが空くのを見ている

でもね、何も無いのんびりとした朝よりも、猿の恐怖の朝を待ち望む自分もいる。手続きの時に「猿、出てきてますか?」とワクワクしながら聞いているんだから勝手なものである。

星空もきれいに見える
紅葉もソコソコきれい
たいていはポツンと一軒家
ダム側からの風に注意

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