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キャンプに飽きないための私なりの工夫

自分の性格はよくわかっている。
①わりと飽きっぽい。②あんがいのんびりまったりは好きじゃない。③人は人と割り切って自分なりのキャンプをしたい。が3本柱になっていると思う。

同じキャンプ場での連泊はほとんどしたことがない。「明日はどこへ行こうかな?」と転泊する方がずっと好きだ。
キャンプ場に泊まって朝食を済ませたら、夜までの日がな一日をのんびり時間を消化する方法がわからないだけなんだけど、朝食後は撤収して次のキャンプ地への移動に時間を使うことしかできないのだ。

設営や撤収に時間はかけたくないから装備は簡素になるし、サイトのレイアウトなんかは考えたこともないくらい。必要最小限のものが手元にありさえばいいくらいのレベルになる。
SNS等で見る素敵キャンプに憧れるけど、それができないことはわかっているし、他人の装備を羨ましくも思わないし、自分の装備を見てもらいたい欲求もない。
「人は人、自分が楽しく過ごせるならそれでいーじゃん」と割り切っている。

1週間以上のスケジュールでキャンプ地を転々と移動するのが理想なんだけど、実際にはなかなかできるもんじゃない。よく行く近場のキャンプ場での一泊キャンプが現実ではずっと多い。
となると、なにか変化を見つけなくては「またあそこで同じようなキャンプか~」とテンションが上がらなくなってしまう。

それを打破するための方法は...。
家(テント)を替えるのがいちばん手っ取り早い。
何回も利用してる馴染のキャンプ場でも設営する場所を替えたり、いつもと違うテントを建てたりすることでフレッシュな気持ちが蘇ってくる。

車に積み置きの ①Husky Fighter ②Naturehike CloudUp1 ③UnaFreely ワンポールテント ④OneTigris Northgaze ワンポールテント の4つのテントをまんべんなく使って気分を変えている。
もちろんその日の天候状況が最優先されるが、手持ちのテントは別け隔てなく使っている。
アレは1軍、コレは2軍などと区別する人の感覚はわからない。手持ちのもので仮に2軍と判断したとしたら、それは手元から離れるときで、使わないものを後生大事に保管しておくほどの余裕も優しさもない。コレクションの癖はまったく無いのだ。

テントを替えてみるのと同時に、キャンプ場内で建てるサイトも替えてみる。いつもと違った風景や環境で、これもまたフレッシュな気持ちに戻ることができる。
だから場所を指定されてしまう区画サイトよりは、早い者勝ちでどこでも好きにサイトを選べるフリーサイトのキャンプ場を使うことになる。

以上が飽きないキャンプを続けるために私がしている工夫なんだけど、凝った料理を作ったり、レイアウトに工夫をこらしたり、空を見ているだけで1日を過ごせる人たちを否定しているわけではない。性格上それらができないことをわかっているうえでひねり出した苦肉の策なのだ。
そりゃあ俺だってSNSで見るような映えキャンプをしてみたいさ。でもそれができないことがわかっているからしょうがないんだ。

以下は、いつもよく使っている無料キャンプ場(高塚高原キャンプ場・桧山高原キャンプ場・峠の森自然公園)での設営写真。

高塚高原キャンプ場

真夏はインナーテントとタープ
たまにはコットを使ったり
大きな蛾が入ってくるのでインナーテントを使う
ウッドデッキで気分を変える
地べたで遊ぶのも嫌いじゃない

桧山高原キャンプ場

タープで日除けを作ることもある
いつもとは違う丘の頂上に設営
ティピーテントを建てるときもある
季節が変われば違う一面も見える
このキャンプ場は風対策でドームテントがスタンダード

峠の森自然公園

いちばん展望が良い東屋横
離れた隠しサイトでゼロポールテント
真夏はこのスタイル タープはポール無しで張るのが好きだ
東屋横か隠しサイトを使うことが多い
花見するならスタンダードな芝生広場がいい

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