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【自己相似性】2024.09.17

フラクタル心理学の「自己相似性」についてお話します。

まずは、「自己相似性」とは?
同じ形やパターンが、小さな部分に繰り返されていることを表します。
例えば、木の枝を考えてみてください。
大きな木の枝があって、そこから小さな枝が出ています。
小さな枝も、大きな枝と同じような形をしています。
これが自己相似性の一例です。

また、フラクタルという形を思い出してみてください。
例えば、雪の結晶やブロッコリーの形を見てみると、それらは大きな形の中に小さな同じ形がたくさん含まれているのがわかります。
これも自己相似性の一つの例です。

だから、自己相似性とは、一つの大きな形の中に、その形と似た小さな形がたくさんあることを意味します。

自己相似性の概念を心理学に適用すると、以下のような考察が得られます。

①行動パターン
個人の行動や反応が、特定の状況下で繰り返し現れる場合、それが過去の体験や内面的な心理状態に基づいている可能性があります。
例えば、ある人がストレスを感じるといつも同じような対処法を用いるといったケースです。

②自己認識
自己理解や自己認識が自己相似的である場合、個人は異なる情境でも自分のコンセプトや価値観が一貫していると感じることができます。
これにより、アイデンティティの確立や自己成長が促進される可能性があります。

③対人関係
人間関係においても、過去の関係での経験が新たな関係においても繰り返されることがあります。
例えば、子供時代の親との関係が、将来の恋愛関係や友情に影響を与えることがある。

まとめ
フラクタル心理学の自己相似性は、人間の心理や行動が一貫したパターンを持ち、過去の経験や内面的な構造がさまざまな状況で再現されることを示しています。
この考え方は、心理療法や自己啓発のアプローチにおいて、個人の成長や変化を促すために活用されることがあります。

次回は、この自己相似性をどのようにダイエットに適用してマインドセットをしたかお話します。

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