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帰り道にお皿を2枚、スニーカーを1足を買った日のこと

昨日、少し早めに仕事を終えて、帰路につき、ラジオを聴きながら自宅最寄りの駅に着いた。

ここのところ心がけていることが一つあって、「脚本にないことを生活に入れ込む」ということ。

日々、1日1日の中でやることなすこと、予定を立ててぼくらは過ごしている。それを順に終えて、ふーっとため息をつくかつかないかで、家に帰るなり、1日を終える儀式に入る。

そこで、それまで考えてもいなかったようなことを、できるだけ無理のない範囲で実行してみる。

時には、いきなりTSUTAYAにマンガを借りに行ったり、前から気になっていたけど入ったことのない飲食店に入ってみたり、レコード屋に行っていきなりカセットテープを物色したり、する。

昨日もそれは突然やってきた。

自宅の歩いて5分くらいのところに、リサイクルショップがある。ここは、わりとよく利用していて、ふらっと寄ってはその時欲しいなと思ったものを買うことが多い。もちろん欲しいものがまったくなくて、店長とおしゃべりして出てくることも多い。

電車を降りて、そのまままっすぐ帰ってもよかったのだけど、なんとなく寄ってみたくなって、店をのぞいた。

ココで扱っているものは、ただなんとなく安心感がある。そんなお店が近くになるのはとても幸せなこと。

平日の夜に立ち寄ることは珍しいので、店長も「おおっ!」って感じになっていたけど、最近のいろいろなことをひとしきり話しては、店内をいろいろみて回る。

そんな中、ちょうどいい感じのサイズと色合いのスニーカーを見つけて試しばき。サッカニーの「シャドウ6000」というラインのものらしい。

白ベースに紺のレザーの配色で、春っぽくて、いい感じに軽い。(語彙力)

5,200円。中古でも状態がよければまったく気にならないので、これを購入。またしばらくは軽やかに外を出歩けそうだ。

いつもお店の中でチェックしている棚がもう一つあって、それが食器コーナー。引き出物とか、業務用のお皿、ガラスのコップなどが結構ざくざく眠っていて、うれしくなる。

そこで見つけたのが、見た目はアメリカンな喫茶店のモーニングプレートに出てきそうな、グレー地に青のラインの入った、タフそうなお皿。

パンとか、目玉焼きとか乗せたらおいしいだろうなぁと想像しながら購入決定。2枚で600円。スリーコインズか、ここは。

最近、業務向けの食器がなんとなく気になって手に取ったり、見たりすることが多い。お店をやるつもりはないのだけど、その精悍な佇まいが安心して使い込めるなぁと感じる。

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とてもとても地味だけど、生活にちょっとだけ新たな彩りを加えたい季節、それが春です。


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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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