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本を読むことで得られるのは「情報」よりも「思考」のほう、と8月16日の日記

もう少しで読み終わるところなんですが、この本すごくおすすめです。

なんというか、「考えるきっかけ」になる本って、いいですよね。

情報を入れるだけではない読書。

この本なんかもそうなんですが、すべてが書き下ろしではなくて、これまでの雑誌や講演の内容の再編集という形、最近もよくあります。

普段いろんな媒体に書いている人の文章や考え方を、こうやって一つの本にまとまってくれるプロセスって、編集の醍醐味だと思います。

2017年とか3年前だけど、その頃からちゃんと「パンデミック」に対する言及とかがあったりして、想定されてはいたけど、それが実際に起きて、大きく予想を超えた状態になっているのが今なんだなぁと思いました。

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それにしても、本を読んでいると、頭の中にいろいろ「共感」とか「疑問」とかそういった思考が浮かびます。

で、その都度、ペンを持っていれば書き込んだり、マーカーを引いたりするんですが、もし持ってない場合はページの端を織り込んだりしているんです。

そのおかげで端が折られるところが多い本は、かなり分厚くなるんですよね。

本棚に収まりがわるくてなんとかしたいです。

そういえば、週末にふと思い浮かんだんですが、「人が読んでマーカーが引かれた本」それだけを扱う書店ってあってもいいと思うんです。

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誰が読んだかと、それがどんな人かというインスタとかフェイスブックとかの情報もわかるようになっていて、それを手にした人は「どんな人」が「どんな風に」その本を読んでいたのかがわかる。

例えば、受験勉強の「参考書」なんかは結構貴重な資料になる気がします。

これ、人によっては単純に邪魔になって、本文を集中できないって人も少なからずいる感じもしますが、その一冊の「本」を軸に、前に読んだ人がどういうアクションをしたのか(線を引いたのか、ページを折ったのか、コメントを書き込んだのかなど)がわかって、本に命が宿るような感じがするんです。

それを読む人に何かを訴えかけてくるような。

そんな“古書店(置くのはすべて新刊ではないという点で)”をやってみたいなと思うんです。

別にお店じゃなくてもいいんですけど、やっぱり本は実際にそれに触れたり、立ち読みでパラパラと目を通したりしたい。

ぼくだったらですけど。

だから、ネットショップにアップして、買いたい人はさぁどうぞ!というのは、今っぽいけど、つまらないんですよね。

ポップアップショップとかでもいいから、実際に触れられるように設計したい。

まぁ、口だけならいくら言ってもいいので言いますけど。

情報としての読書から、思考したり考えたりするための読書に変わってきています。

知らないことももちろんたくさんあるし、昨日の自分が知らなかったことを今日の自分が知るというのも一つの楽しみだと思うんです。

本を読んでいて、書いていることに反感を覚えたり、それは違うんじゃないかと口にだしたり、逆になるほどそういう考えがあるかとつぶやいたりして進んでいく。

家にいても目の前には読み切れないほどの本の山ができていて、そろそろ片付けないと妻と娘の視線が痛いなぁと思っています。

そんな時にじぶんがガンガン書き込んで読み終わった本を、預かってくれるところがあるといい。会員制とかで。

「線が引いてあるからジャンク本」みたいな扱いじゃなくて、「読みおわった誰かの本」と「誰かの思考に出逢いたい人」をつなぎ合わせるようなことができたらいいのにって思うんですよね。

少なくとも、ぼくはそんな店で「あの人の本棚」を眺めてみたい。

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8月16日(日)

朝、7時半頃にパッと目覚めて、そのままウォーキングへ。

もうすでに暑さを感じる猛暑日。

帰宅前にラジオ体操をして、体をほぐす。

シャワーを浴びて、コーヒーを淹れてnoteを日記部分だけ書く。

妻と娘が起きてきて、家族で簡単に朝ご飯。
二人は映画とか、としまえんに遊びに行くため、先に出かける。

ぼくは兜町の「K5」へ行く予定があったので、少し早めに日本橋三越本店へ行き、藝大生の作品展示を眺めて回る。

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空間は広い、涼しく、観ている人も心地よさそうな余裕のある場所。

空気がよかったな。

その後、兜町まで歩いて移動して「K5」ヘ。

小学校時代の福島の友人と中のSWITCHコーヒーで待ち合わせをし、最近、ハマっている「エスプレッソソーダ」を二人分注文。

その後、もう一人の女子が合流してから、4階のスイートルームを見学させてもらう。

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一言で言うと、「マジやばい(語彙力)」だった。写真をいくつか。

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天井高が4メートル以上あって、なにより一つ一つの造作に抜かりがなくて、幸せ空間。

住みたい。

11月に妻が誕生日。スイートは15万円くらいなので無理なので、あくまでスタンダードなお部屋を予約することにした。

日にちを決めたらすぐに予約しよう。

ここを作った本間くんの心遣いで内部をすごく丁寧にご案内いただいた。

スタッフの方々にもとても感謝です。

いい場所にはいい空気が流れていました。

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その後は、同級生同士で地下のビアバーでビールを飲んで、今の東京での仕事の話や子供の話などをする。

みんなキャンプが好きで今後家族も含めてキャンプに行こうという話になる。

それもまた、たのしみだ。

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地下だから暗くていつの間にか18時くらいになっており、昼から飲んでいたのでここで解散。

おのおの自宅へ帰る。

帰宅して夕飯を作っている間にラジオを聴きながらお風呂に入る。幸せ。

その後、家族で夕飯に「チャプチェ」を食べる。ご飯がすすむわ、これは。

アート作品を観て、すばらしい空間でいい空気を吸い、旧友とビールを飲む。

「マジ最高(語彙力)」


そんな日曜日でした。

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
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