「○○しかできない」から集中できる、と7月30日の日記
この文は、キングジムの「ポメラ」で書いているんですね。
今週月曜にアマゾンで注文して火曜日に届いて、水曜、木曜と使っていますが、とにかく最高なんです。
何が最高なのかっていうと、「ネットとつながっていない」のがとても楽なんです。
今、同じように、スマホやPCでこれを書いているとしますよね。
そうすると、ここまで来るまでにもきっと、
1,ブラウザから、noteにアクセスする。
2,noteのトップページ(タイムライン)に流れる記事が目に入る。
3,記事にアクセスする。
4.そうしている間に、Twitterとかslackなどを見たりする。
5.書こうと思ったことを忘れる。
きっと、そんな感じだろうと思うんです。
で、その他にもきっと記事を読んだり、そこからさらにおすすめの記事に飛んだりして、未だに「書き始め」られていない気がします。
それほどまでに「意志の力」というのは弱いと思っています。
それって、ぼくの集中力が豆腐で、格別に弱いというよりは、人間が「そのようにできているから」というのと、あとは、アプリやサービス(この場合はnote)を設計するのが、とても賢い人たちだからだと思っています。
もはや、「気が散る」というのは、人間である以上は仕方ないんですよね。そういうものだとして諦めて、向き合い方を考えるというのが賢明だと学びました。悔しいですけどね。
「ポメラ」を使う理由としては、実はこの部分が一番期待していたところだったのでした。
今の時代、ネットがつながるというのはメリットにはならなくて、とても普通のことになっていますよね。だから逆に、映画館で2時間映画を観ることとか、Wi-Fiのない喫茶店だとかが、貴重な場所になると思っているんです。
「○○しかできない」というのは、これまでマイナスでしかなかったと思うのですが、これだけ「モノ」や「サービス」が溢れてくると、逆に機能が少ないことがメリットになってくるんだろうなと思っています。
文字を打つしかできない道具「ポメラ」は、気の散りやすい自分にとってすごくいい環境を提供してくれています。
これはいい道具を買ったなぁと我ながら感心しています。
そういえば、ぼくが数年来通い続けている近所の珈琲屋さんの看板にはこんな風に書いてあります。
「コーヒーが美味しいだけの店です。」
「可処分精神」は決まった分量しかない。
「可処分所得」という言葉がありますよね。
それぞれの人の所得の中で、いわば「自由にできるお金」のこと。
で、同じ要領で、各自が自由にできる時間を「可処分時間」という。
そして「心の時代」と言われる今は、「可処分精神」を各サービスが取り合う時代なんだと、何かで読んだんです。たしか、SHOWROOMの前田裕二さんが言っていたような。
それを読んだときに、「まさに!」とすごく納得したのを覚えています。
お金も時間も精神も、限りある資産であるには変わりないんですが、根っこにある「気持ち・精神」の部分が持っていかれてしまうと、時間もお金も、実は大きく影響を受けるのではないでしょうか。
自分の限りある資産である「気持ちの総量」を守って、物事に当たっていく。
そのためには、○○ができるよりも、○○しかできないに着目するとよさそう。
無人島に一冊の本しか持って行けないとしたら、ぼくらはさぞかしいい勉強ができるだろうね。
そう言っていたのは、糸井重里さんでした。
集中するよりも、気が散る要因を一つずつ取り除く生活、してみませんか?
*
7月30日(木)
朝、7時10分に起床。ウォーキングはお休み。
コーヒーをかろうじて淹れて、妻に渡して見送る。筋トレ少しと、シャワーを浴びて目を覚ます。
朝食に、ごはん、みそ汁、納豆、さつまいも、前日の夕飯の残りのプルコギ、梅干し。
娘を幼稚園に送って、自分も出社。ちょい遅め。
午前中は珈琲を飲みつつ、作業を。
お昼、少し恵比寿を散歩して、洋食屋に入る。オムハヤシライスを注文。何食べても美味しいんです、ここ。
午後は、ミーティングと作業半分ずつ。
山下達郎のキャリア初となるライブ配信があるので、少し早めに退社。
帰宅途中にラガーを2缶買って帰宅すると、妻も同じくらいに帰宅。まさかの銀河高原ビールを買ってくる。
買ってきてくれた方のビールを飲みつつ、夕飯のシチューを食べながらライブ視聴の準備をする。
20時ほぼぴったりに配信始まり、音質の良さにびっくりしつつ、配信を観る。久しぶりに鳥肌の立つ配信内容。
ゆっくりお風呂に入って、寝る支度。ラジオを聴きながら少し妻とおしゃべりする。
妻、ジャニーズの配信アーカイブをPCで観てから寝るというので、先に就寝。
今日が終われば、来週は夏休みであります。
ぼくも誰かの応援をしようと思います!