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朝の光が、眩しい季節
今朝も、黙々とただひたすら歩いてきた。
世の中はずしーんと重たい空気をまとっているわりに、東京のここのところは晴れ続き、桜も咲いて、なんだかバランスをとってくれているみたい。
今月に入って、暖かくなってきたのもあって毎日歩いている。
気づいたら15日目だった。
*
昨日の夜は、予定通りこれを観てた。
#マイクロ飛沫 …非常に小さく軽い飛沫が#新型コロナウイルス の感染リスクを高める可能性も。
— NHKスペシャル公式 (@nhk_n_sp) March 24, 2020
その対策は?
#NHKスペシャル #パンデミックとの闘い
感染拡大は封じ込められるか
この番組は #NHKプラス で3/29(日)夜10:05まで見られます
↓視聴にはログインが必要ですhttps://t.co/LvGIJJ3aTG pic.twitter.com/BxlS7K6fgz
番組を録画したものの、早めに寝たい気持ちがあって、結局はNHKオンデマンドで視聴。確証あるきちんとした情報に触れて、ある意味「正しい危機感」を持てた。
日本よりも、状況が深刻な地域はたくさんあるけど、そこと比べるような話でもないし、いつどうなるか本当に油断できないのが今。
BBCニュース - 「家から出ないでください」 ジョンソン英首相 https://t.co/XpS5kqPFMX pic.twitter.com/jyb8XPieAq
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) March 24, 2020
イギリスの首相演説にあった、「家にいて、出歩かないでください。時間を稼いでください。」というのは真実なような気がした。出歩かないことによって、無意味な感染の可能性をなくすことで、医療機関などへの負荷をできるだけ遅らせる。
じぶんのために必要最低限の「運動」をする。あとは、じぶんが「感染源」だと思って生活するくらいでちょうどいい。
今、世の中のためにできることは、これくらいなんだと思う。
「たのしいことを考える」のは大事。
でも、現状から目をそらすのも、違うんだよな。
むしろ、感覚をこれまで以上に鋭敏にして、じぶんが正しいと思ったものを信じて、いろんなものを取捨選択していく。
手放すものも、ちゃんと見定める。
*
亡くなっている人の数が多くなっていく。ニュースで数字だけが刻々を増えていく。途端になぜだか、自分ごとでなくなっていくような感覚を覚えるけど、震災の時も似たような感じがあった。
でもでも、その「1」には、その人の人生、そしてその家族や友人たちとの時間がある。
常々オイラは考えてるんだけど、こういう大変な時に一番大事なのは「想像力」じゃないかって思う。今回の震災の死者は1万人、もしかしたら2万人を超えてしまうかもしれない。テレビや新聞でも、見出しになるのは死者と行方不明者の数ばっかりだ。だけど、この震災を「2万人が死んだ一つの事件」と考えると、被害者のことをまったく理解できないんだよ。
じゃあ、8万人以上が死んだ中国の四川大地震と比べたらマシだったのか、そんな風に数字でしか考えられなくなっちまう。それは死者への冒涜だよ。
人の命は、2万分の1でも8万分の1でもない。そうじゃなくて、そこには「1人が死んだ事件が2万件あった」ってことなんだよ。
震災の時にビートたけしさんが言った発言。
最近、「3.11」をきっかけにまた聞いた。
いろんな物事が積み重なって起こってくるけど、その一つ一つに当たり前のようにあるものを「想像する力」が今、必要。
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