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“部分的にしかわからない”からこそのメリット、と10月21日の日記【あと72日】

Facebookを退会して“1年以上”が経ちました。今日はそのメリットを少しお話しようと思います。現代のネット世界を“どうやってサバイブしていくか?”につながると思います。

とは言え、Facebookって、やっぱりすごい会社だと思うんですよね。

普通に身近にあって、簡単に誰でも触れるアプリになっているのもそうだし、インスタグラムだって、すごくはやい段階で買収して、今は主力事業にもなってる。

そういう意味では間違いなく、世界企業なんだと思います。

ただ、ぼくはFacebookは“やめておいた”。

それは、“会社が嫌い”とかそういうことではなくて、「人とのつながり」がお腹いっぱいになったからなんですね。

10年くらいFacebookのアカウントを運用していたから、顔を知っている知人友人含めて、1,500人~2000人くらいのいわゆる「友達」がいたと記憶しています。

震災の復興支援もやったりしていたから、仕事でどんどん数が増えていくので、それは「友達」という言葉の定義をかなり外れてはいたのだけれど。

今は、どんな感じになっているのか、そもそもアカウントがないとページをちゃんと見ることもできないので、わからないんですが。

デザイン面とかすごくサクサク使いやすくなっているんだろうなと想像しています。

で、さきほど話した「人とのつながり」について。

仮に、ツイッターみたいに「半ば匿名」みたいなものであれば、もしかしたら気持ちは楽だったかも知れません。

現実世界が2つあるようで、すごく苦しかったんです。特にここ数年くらいの間。

ただ、匿名性は難しいですけどね、Facebookは「実名登録」が原則のサービスだし、そもそも人とつながっていくことに価値があるというものなので。

ただ、ぼくが一番「ウッ」っとなっていたのは、まさにそこだったんです。実名での付き合いが際限なく広がるのは実際異様だし、すごく疲れる。

顔が見えて名前もわかる。日常生活の様子もわかる、会社も、休暇中にどこに行っているかもわかる。

知り合いのそれが目に入ったら、自分の性格上「見ないといけない」と思ってしまうんです。

これがなかなかにしんどかった。

だからぼくは、“Facebookであがってたアレ”という話題は、完全に無視できるようになったんですね。

家にテレビがない時代に“昨日のテレビ”の話を聞く耳がなかったように。

今はテレビは、観たいものはガンガン観てます。番組の作り手側の意図とか、CMとかすごく勉強になりますから。今、何を流行らせようとしているか、手にとるようにわかるマーケティングやPRの無料教材みたいなもんです。

そうそう、今でもたまに「Facebookやってないんですよ~」っていうと、不思議な雰囲気になることがあります。

でもまぁ、おそらく今後5年くらいで、どんどん利用者、減っていくと思っていますよ。

”Facebookやめました。”が、流行る。

“noteはじめました。”が、流行ったのと同じように。つながりそのものに対する価値観が変わってきた空気を感じます。

まぁ、いいや。笑

つながりすぎている現代社会

そういう意味で、Facebookの閲覧に使わなくなったその空き時間をそのままぼくは「noteを書く」ということに使いました。

「なんだよ、結局ネットじゃんか。」

って思うかもですが、そうですよ。

ぼくはインターネットが、大好きなのです。

Facebookのような人脈とか、つながりの「濃厚接触」がイヤになっただけ。

新しいサービスとか、アプリとかで遊ぶのは大好きなんです。ゲームはやらないんだけど。

インスタは今でもガンガン更新していますし、あれはいつでも「サブアカ」作れるし、趣味的にも使えるし、気に入らない相手はすぐにブロックしちゃう、使いやすいですよね。

相手も人間関係をそんなに気にしていないし。

人間関係が、インスタにも持ち込まれてきたら、ぼくはさっさもやめると思うんです。

今はまだ大丈夫。

でも、そんなもんでいいんだと思っています。

心の平穏のためにできることは全部する。

そう決めたのでした。

逆に言うと、そこまでしないと自分はネットの世界では生きていけないと思ったんです。

このnoteもそうですよね。

顔とか名前とか出してる人もいれば、出さない人もいる。クリエイター名でやってる人もいればお店の名前の人もいる。

なんかそういうごった煮な感じだけど、みんなマナーを守って生活してる。

ぼくがnoteを、日々の更新の場に選んだのはしばらく眺めていて、ここが一番肌に合うからと思ったからなんです。

かつては、mixiもそうでしたが、つながりすぎない、緩い感じの“作品ベース”のこういう場は、またしばらく心地よさが続くんじゃないでしょうか?

ぼくはそう思っています。

 *

今日の一曲

先日、ライブ配信のあったJUJUの新しいアルバムがいつ間にか聴けるようになっていたので、今、聴いています。

女性が男性の曲をカヴァーするって、特に「好きな曲」を「好きな声」で歌われるってことだから、つまりそれって、「最高」なことですよね。

 *

10月21日(水)

朝、5時半に目を覚まして、活動開始。いつもこの時間日記をつけて、noteを書いて、本を読んだりしている。

6時半になったら、決まって外を散歩。

ちょうどいい陽の光が差し込む歩道橋。

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帰宅して、コーヒーを淹れて妻にポットで渡す。

娘の支度をして、朝食に納豆とご飯と、ヨーグルト、味噌汁を。

週休3日を継続中で、おやすみの日なので、余裕を持って娘を送って、一旦自宅へ。一本noteを更新して、午前中の予定を決める。

午後に歯医者の予定があったので、それまで映画を観ることにした。

芦田愛菜主演の「星の子」を観た。

感想をインスタにアップ。このペースでいけば年内に『50本』は映画館に観にいけそう。

その後、歯医者の予約まで入ったオーガニックカフェで、事件が起きる。

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おいしいカレーを食べて、ハーブティーを飲んで落ち着いたところで、iPhoneが鳴る。珍しい、電話だ。

「…はい、もしもし。」

「○○歯科です。予約いただいていたのですが、手違いがあってどうしても金型が間に合わなく…予約のご変更のお伺いです。」

…おお。

たしかに、今日の午後に届く予定だったから、間に合わなくても仕方ないし、全く怒りとかはないのだけど、単なる「お休み」になったことに笑う。

カフェを出て、夜の予定は決まっていたけど、3〜4時間余裕があるので、いっそカラオケで1人で歌おうと思って、池袋で気になっていた個室カラオケの「Dice」へ。

よく、駅の柱広告では見ていたのだけど、こういう使い方できるんだ、と学びになった。本当に、何年ぶりかのネットカフェ。

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先日行ったカラオケで歌い損ねた(入れ忘れた)歌をいくつか歌う。

17時過ぎくらいになって、待ち合わせの相手から少し早めに着きそうだと連絡をもらい、代々木八幡へ急行。池袋から新宿、代々木八幡。

初めて降りる駅で、何口か戸惑う。電話をしてようやく合流。

選んでもらったまち中華に入る。麗郷へ入って、空芯菜や麻婆豆腐を食べる。まち中華って、なんでこんなに安定感抜群なのか。

瓶ビールと、紹興酒を燗してもらったものを飲む。

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最後に、目的としていた「bar bossa」へ。

もともとの目的は、待ち合わせ相手にこの「bar bossa」を紹介するためのものだった。

自分自身は通算4度目の訪問であるけど、もうなんというか、肩の力がいい具合に抜けて緊張させないBAR。ぼくは、東京でこういうお店を探してたんだと思う。

次にお誘いする方も、もう決まっていて、noteつながりのお二人。

日程あらためてご連絡します!

この日は、おしゃべりに夢中で写真は一枚も撮れずだったけど、ほぼずっと仕事とか地元の話をしていた。会った相手は地元の中学の先輩なのだけど、相変わらずアップデートが楽しみな人。

白ワイン、ウイスキー、リモンチェッロを飲んで、チーズを摘んだ。

あっという間に、23時を回り、帰路に着く。

その後は、終点より前には帰宅して、すぐにお風呂に入って、就寝。

25:30頃。フルスロットルな1日!

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小川大介/自家焙煎喫茶WEEKEND
ぼくも誰かの応援をしようと思います!