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会いたい人に会う。大晦日の使い道。
2018年も、あと数時間で終わる。
振り返ってみたり、来年のことを考えたりするのもいいのだけど、ぼくは年末の1日を落ち着いて過ごしたい。
昨日は、会津若松の近所にあるコーヒー屋さんでゆっくりと話をし、丸2時間くらい店主と最近思っていることなどを話した。
「お店を営業させる」ということは、車の運転と同じで、フロントから見える次から次へと移り変わる情報の景色と、そして次の瞬間にサイドから流れていく風景がある。
じぶんはつねに前進させるためのハンドルを握っていて、正面の景色をよく見て事故のないように運転を進める。過去にながれていく風景は何事もなかったかのようにしているが、じぶんが汗を流して行った結果だ。その前進運動を進めながら、頭の中では地図を広げなくてはならない。次はどの街へ行こうか?誰に会おうか?何を食べようか?つまりは、このまま進んだ先…ではない未来について考えたり、行動したり、構築したりする必要がある(時もある)。
会社や団体を運営することも同じで、足元とその先、見えない世界を夢想して、その世界にじぶんを住まわせてみる。
言葉では言いあらわせるが、それってかなり難しいことだ。いや、器用なことだと思う。
違う目線や考えの人間をもう1人じぶんの中につくるのだから、簡単ではない。
スケールさせるのか、コンテンツを深化させていくのか、そのハンドルはとても難しい判断だと思う。
ぼくは、店主のいろいろな話を聞きながらそんなことを考えていた。
そして、地元でもそうした課題感を持っている事業体が結構いることに対しても、何かしら力になれないかと思った。まだ、結論は出てないし、ぼくの中の夢想でしかないことだが、どこかでそれを表出させる時が来ると思ってる。
ちなみに今日は大晦日。
一年の中でも、特別扱いされる1日だ。
ぼくは、特別なことはしないが、会いたい人はいるので、午前中から会いに行く。
昨日、コーヒー納めをしたはずだったが、今朝も朝から美味しいカレーを食べ、コーヒーを飲んだ。
初めての喫茶店だったけど、前からずっと行きたかったところで、一緒する方の提案により即決した。
そして、予想通りにおいしかった。
おいしい未来を予想するというのは、なんてたのしいんだろ。
大晦日という年末最終日にもかかわらず、
会いたい人がいる街は、とても素敵だ。
やはり住みたいなぁと思う。
会津若松という故郷に帰ってくる日が、
少しずつ近くなり、現実味を帯びてきている。
じぶんの中でわかる。
そんな近い未来の日を楽しく豊かに過ごすために、今日も明日も会いたい人に会って、
たのしい時間をこの土地に落とす。
意識としては、できる限りの通常運転をしながら、未だ見ぬ暮らしについての思いを馳せる、そんな年末年始になりそうだ。
あ、そういえば、大晦日に本のことをツイートしたら糸井さんが拾ってくれた。
本人は「役に立たない」と言ってるけど、2018年おすすめの一冊。
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